5月18日(金)
「曽我物語図屏風」の展開――富士巻狩・夜討図から富士巻狩図へ――
高田敬輔の仏画――「天下和順図」を中心に――
慈照寺蔵 円山応挙筆「釈迦十六善神像」をめぐって
円山応挙筆「波上白骨坐禅図」に関する考察
韓国国立中央博物館所蔵 通信使受贈 日本金屏風の考察
酒井抱一草花図の画風形成 ―寛政期草花図「月に秋草図」(MOA 美術館蔵)の着想をめぐって―
南山古梁文・谷文晁画『宮城野聚勝園記』をめぐる一考察 ―文人美術の展開に果たした役割―
歌川国芳の水滸伝絵画と漢籍について
幸野楳嶺『代毫記』(土居次義氏旧蔵)の美術史学的位置 ―美術史学のアーカイブ構築へ向けて―
5月19日(土)
<分科会Ⅰ>
長野市松代町・清水寺の平安前期木彫諸像について
金剛院の執金剛神・深沙大将像について ――二尊の組み合わせをめぐる考察――
遠山記念館所蔵《牡丹唐草文金襴舞楽裲襠裂》に関する研究
明成化・弘治朝宮廷の仙人図像の再構成 ――劉俊の作品を中心に――
〈分科会 Ⅱ〉
エドガー・ドガのモノタイプ ――1870 年代における制作理由と役割について――
カミーユ・ピサロ作《りんご採り》に関する考察
シャルトル大聖堂《Baie48: 黙示録著者聖ヨハネ伝窓》の独創性
ラファエッロ作《サン・シストの聖母》に関する一考察
5月20日(日)
〈分科会 I〉
日本占領期の北京に生きた女性美術家・熊唐守一について
近代中国における女性洋画家と展覧会 ――1920 年代の関紫蘭の評価をめぐって――
在朝鮮日本人画家における美術の「中心と周縁」 ―山田新一(1899-1991)の活動を中心に―
近代輸出陶磁器の種別形成と変化について
谷崎潤一郎『人魚の嘆き』「病蓐の幻想」挿絵に関する一考察
デモクラート美術家協会時代の泉茂について ――フェルナン・レジェの影響を中心に――
濱谷浩《雪国》と民俗学 ――報道写真における風土の表現をめぐって――
イサム・ノグチともう一つの近代日本彫刻史 ――笹村草家人、新発見英文資料より――
〈分科会 Ⅱ〉
トゥッサン・デュブルイユの下絵によるタピスリー連作〈ディアナの物語〉に関する考察
フィレンツェ、ポッジョ・インペリアーレ離宮の内部装飾の図像解釈
フェデリコ・ズッカリ作《アペレスの誹謗》解釈 ――ミネルヴァとメルクリウスを中心に――
シモン・ヴーエ《キリストの神殿奉献》の視覚的着想源とその役割
駿牛図断簡に関する一考察 ――駿牛図は絵巻であったのか――
如拙筆「瓢鮎図」と「筆様制作」について
奈良・南市町自治会本春日宮曼荼羅の制作時期とその意図について
松平定信編纂『古画類聚』所収の《古画舞楽図》についての一考察