東北大学文学部
日本語教育学専修

2006年度開講授業一覧

この授業一覧は、受講者の便宜のために作成しているものであり、 正式のバージョンではありません。各授業についての正確な内容は、東北大学文学部『平成18 (2006) 年度 講義概要』pp. 164−172 をごらんください。

授業科目・題目一覧

各項目の記述内容はつぎのとおり:セメスター: 開講日時: 科目名 "授業題目" (職名: 教員名)

授業概要


授業科目: 日本語教育学概論
単位: 2
担当教員: 教授: 才田いずみ
開講セメスタ: 3
曜日: 火
講時: 3
◆講義題目: 日本語と日本語教育
◆到達目標:
日本語のしくみや特徴を再認識すると同時に日本語教育への理解を深める。自らの日本語使用や日本語能力を振り返る
◆授業内容・目的・方法:
1) 日本語の音声・文法・文字等の言語要素について,その構造や体系を知る。
2) 日本語を学ぶ人々に対して,上記の情報をどう提示するかを考える。
3) 日本語教育の置かれた社会的状況についても学ぶ。
具体的には以下の項目について,講じる。
日本語教育と学習者
日本語の音声と学習者の日本語音声
日本語の文字・表記と学習者の文字
日本語教材における表記
用言の活用
日本語の構文と初級・中級の文型
◇成績評価方法:
(○) 筆記試験 [40%] ・ (○) リポート [40%] ・ ( ) 出席 [ %] ・ (○) その他 (具体的には、「発表態度」「クラス貢献度」) [20%]
◇教科書・参考書: 参考書: 佐藤武義編著 (1996) 『展望 現代の日本語』白帝社
その他: 特別な理由なく4回以上欠席した場合は,単位を与えないので注意すること。

授業科目: 日本語教育学概論
単位: 2
担当教員: 教授: 才田いずみ
開講セメスタ: 4
曜日: 火
講時: 3
◆講義題目: 日本語教育の基礎
◆到達目標: 日本語教育における学習と教育に関して,基礎的な知識を得る。
◆授業内容・目的・方法:
1) 機能 (function) や概念 (notion) をはじめ,シラバスデザインに関わる基本要素について学ぶ。
2) 主要な教授法について知る。
3) クラス活動デザインに関わる基本的な知識や技能についても学ぶ。
4) 与えられた課題について,グループで授業活動を組み立て,短い模擬授業を行う。
具体的には以下の項目について,講じる。
文法項目と機能
カリキュラムとシラバス
教授法の理論
学習活動デザインの基本
言語技能の捉え方
教師の役割
◇成績評価方法:
(○) 筆記試験 [40%] ・ (○) リポート [40%] ・ ( ) 出席 [ %] ・ (○) その他 (具体的には、「発表態度」「クラス貢献度」) [20%]
◇教科書・参考書:
参考書: D.A.ウィルキンズ (1984) 『ノーショナルシラバス』桐原書店/オックスフォード
その他:
3セメスターの日本語教育学概論「日本語教育と日本語」を受講済みであること。
特別な理由なく4回以上欠席した場合は,単位を与えないので注意すること。

授業科目: 日本語教育学基礎講読
単位: 2
担当教員: 教授: 才田いずみ
開講セメスタ: 3
曜日: 月
講時: 5
◆講義題目: 外国語学習と習得
◆到達目標:
応用言語学の分野の基本的な英文文献を読み,言語習得・外国語習得についての基本的な考え方や研究成果を知った上で,特徴的な学習者の事例についても学ぶ。
1) 言語習得や言語教育の分野の研究に必要な概念や用語に親しむ。
2) 第一言語習得と第二言語習得の共通点,相違点を知る。
3) 学習者にとって外国語を学ぶという行為がどのようなものであるのかを知る。
4) 学習者のタイプによる外国語学習への接近法の異同を知る。
◆授業内容・目的・方法:
応用言語学に関する基本的な英文文献を講読し,日本語で要約・報告する。
指定されたグループ内で担当を決め,毎回1章ずつ読み進める。
自分の外国語学習経験などとも照らし合わせながら,内容について,グループ内でディスカッションし,よりよい外国語学習のあり方について考える。
◇成績評価方法:
( ) 筆記試験 [ %] ・ (○) リポート [50%] ・ ( ) 出席 [ %] ・ (○) その他 (具体的には、「レジュメ作成」「クラス貢献度」) [50%]
◇教科書・参考書:
教科書: Lightbown, Patsy& Spada, Nina (1999) How Languages are Learned:
Revised Edition. Oxford University Press.
Stevick, Earl W. (1989) Success with Foreign Languages: Seven who achieved it and what worked for them. Prentice Hall International.
その他:
授業はグループをベースに行うので,受講者には着実な予習と,責任ある積極的な参加が要求される。特別な理由なく4回以上欠席した場合は,単位を与えないので注意すること。

授業科目: 日本語教育学演習
単位: 2
担当教員: 教授: 才田いずみ
開講セメスタ: 5
曜日: 月
講時: 3
◆講義題目: 読解と聴解の教材と教室活動
◆到達目標:
学習者にとって読解と聴解がそれぞれどのような活動であるのかを知る。
読解と聴解について,それぞれどのような能力や技能を要するものであるのかを理解する。
効果的な教室活動を考えることができるようになる。
◆授業内容・目的・方法:
第二言語習得に必要不可欠な「インプット」を取り入れる主要な方法である読解と聴解の活動について考える。両者の共通点・相違点を意識しながら,以下の項目を中心に,教室活動の展開方法や,教材のあり方についても検討し,受講者の発表を交えながら進めていく。
1 教室内での読解活動/聴解活動とはどのようなものか
2 読んでいる/聴いている時,学習者の頭の中ではどのような活動が行われているか
3 何ができれば読める/聴けるのか
4 効果的な支援策とはどんなものか
◇成績評価方法:
( ) 筆記試験 [ %] ・ (○) リポート [60%] ・ ( ) 出席 [ %] ・ (○) その他 (具体的には、「発表態度」「クラス課題」「クラス貢献度」) [40%]
◇教科書・参考書:
Anderson, A.& Lynch, T. (1988) Listening. Oxford University Press.
Ur, Penny (1996) A Course in Language Teaching. Cambridge University Press.ほか
その他: 特別な理由なく4回以上欠席した場合は,単位を与えないので注意すること。

授業科目: 日本語教育学実習
単位: 2
担当教員: 教授: 才田いずみ
開講セメスタ: 5
曜日: 水
講時: 3・4
◆講義題目: 日本語コース運営の基礎
◆到達目標: 日本語コースを運営するための基礎的な知識と技能を養う。
◆授業内容・目的・方法:
10月から運営する日本語コースを念頭におきながら,教科書分析と模擬授業を中心に,以下の内容を扱う。
1 語学学習環境としての「教室」のあり方
2 学習支援者としての教師のあり方
3 シラバス,到達目標設定,学習項目設定
4 授業見学の視点
5 授業活動デザイン
6 学習者の心理
◇成績評価方法:
( ) 筆記試験 [ %] ・ (○) リポート [40%] ・ ( ) 出席 [ %] ・ (○) その他 (具体的には、「発表態度」「クラス貢献度」「ジャーナル」) [60%]
◇教科書・参考書:
筑波ランゲージグループ (1991) Situational Functional Japanese Notes vol.1-3, Drill vol.1-3 凡人社.
参考書: 川口義一・横溝紳一郎 (2005) 『成長する教師のための日本語教育ガイドブック 上・下』ひつじ書房
その他:
日本語教育学概論,日本語教育学基礎講読を含む関係科目を10単位以上履修済みまたは履修中のこと。
6セメスター開講の日本語教育学実習も引き続き履修すること。
この授業の時間外に,日本語授業見学と見学リポートを課す。

授業科目: 日本語教育学実習
単位: 2
担当教員: 教授: 才田いずみ
開講セメスタ: 6
曜日: 水
講時: 3・4
◆講義題目: 日本語コース運営の実際
◆到達目標:
日本語コースを運営しながら,シラバスの改変,授業の向上を考え,コース全体の改善を図る力をつける。
◆授業内容・目的・方法:
実際に運営する日本語コースでの授業活動について,以下のような課題に取り組み,教室研究と学習者研究方法の基礎を身につける。
1 学習者の学習の状態を的確に把握する。
2 異文化接触の場としての日本語授業を意識する。
3 自分の教授スタイルに気づく。
4 授業を適切に評価し,改善策を講じる。
5 コース終了後に,報告書を作成することにより全体を振り返る。
6 授業分析の方法を知る。
◇成績評価方法:
( ) 筆記試験 [ %] ・ (○) リポート [40%] ・ ( ) 出席 [ %] ・ (○) その他 (具体的には、「コース運営」「発表態度」「クラス貢献度」「ジャーナル」「報告書作成」) [60%]
◇教科書・参考書:
参考書: 川口義一・横溝紳一郎 (2005) 『成長する教師のための日本語教育ガイドブック 上・下』ひつじ書房
その他:
5セメスターの日本語教育学実習を履修済みのこと。
教壇実習は夜間に行う予定であるので,注意すること。

授業科目: 日本語教育学基礎講読
単位: 2
担当教員: 助教授: 名嶋義直
開講セメスタ: 4
曜日: 月
講時: 1
◆講義題目: 日本語を文法的に考える視点と手法を学ぶ
◆到達目標:
(1) 日本語を文法的に考えるということがどういうことなのかについて学ぶ。 (2) 議論や課題への取り組みを通して,日本語について文法的に考える視点と手法を身に付ける。
◆授業内容・目的・方法:
授業は基本的にテキストを読んで考えることと課題を考えることとに分けられる。具体的には次のような形で進める。ただし,受講生間の議論を重視するので,進度の変更もありうる。
1回目: 誤用分析
2回目: 形態素
3回目: 接辞・複合語
4回目: 品詞全般
5回目: 動詞
6回目: 形容詞
7回目: 助詞・助動詞
8回目: 格と述語
9回目: 自動詞と他動詞
10回目: 受け身文1
11回目: 受け身文2
12回目: 使役文
13回目: やりもらい
14回目: アスペクト
15回目: まとめ
◇成績評価方法:
(○) 筆記試験 [50%] ・ (○) リポート [ %] ・ (○) 出席 [20%] ・ (○) その他 (ジャーナル,課題) [30%]
◇教科書・参考書: 森山卓郎著『ここからはじまる日本語文法』ひつじ書房
その他:
本授業ではテキストの前半までを扱う。後半については5セメスターで「日本語教育学各論」として開講予定である。当該授業の履修予定者は必ず4セメスターで本科目を受講のこと。

授業科目: 日本語教育学各論
単位: 2
担当教員: 助教授: 名嶋義直
開講セメスタ: 5
曜日: 月
講時: 1
◆講義題目: 日本語を文法的に考える。
◆到達目標:
日本語を文法的に考える視点と手法を使って,日本語について文法的に考えられるようになる。
◆授業内容・目的・方法:
授業は基本的にテキストを読んで考えることと課題を考えることとに分けられる。講義は次のような形で進める。ただし,受講生の議論を重視するので,進度の変更もありうる。
1回目: テンス1
2回目: テンス2
3回目: 意志性の問題
4回目: 修飾構造
5回目: スコープ
6回目: 主題と主格
7回目: 副助詞
8回目: 断定と不確実
9回目: だろう,と思う
10回目: 疑問文
11回目: のだ文,終助詞
12回目: 複文1
13回目: 複文2
14回目: 複文3
15回目: まとめ
◇成績評価方法:
(○) 筆記試験 [50%] ・ ( ) リポート [ %] ・ (○) 出席 [20%] ・ (○) その他 (ジャーナル,課題) [30%]
◇教科書・参考書: 森山卓郎著『ここからはじまる日本語文法』ひつじ書房
その他:
2004年度4セメスターに開講された「日本語教育学基礎講読」を受講していることを履修の要件とする。この要件を満たしていないものはあらかじめ教員に相談のこと。

授業科目: 日本語教育学各論
単位: 2
担当教員: 助教授: 名嶋義直
開講セメスタ: 5
曜日: 金
講時: 1
◆講義題目: 会話教育における諸問題
◆到達目標:
(1) 中級から上級レベルの日本語学習者に対する会話教育について考え,日本語教育に関するレディネスを高める。 (2) その過程を通して日本語に対する理解を深める。
◆授業内容・目的・方法:
授業は基本的に,実際の会話授業の録画資料を見て問題を把握することと課題を考えることとに分けられる。講義では次のようなテーマで行われた会話授業について取り上げる。ただし,受講生間の議論を重視するので,変更もありうる。
・問い合わせる
・依頼する
・誘う
・断る
・謝る
・スピーチ
・意見を述べる
・プレゼンテーション
・研究発表
・面接
◇成績評価方法:
( ) 筆記試験 [%] ・ (○) リポート [50%] ・ (○) 出席 [20%] ・ (○) その他 (ジャーナル,課題) [30%]
◇教科書・参考書:
教科書は使用しない。教材は適宜教員が配布する。参考図書: 野田尚史・森口稔『日本語を話すトレーニング』ひつじ書房

授業科目: 日本語教育学各論
単位: 2
担当教員: 非常勤講師: トムソン木下千尋
開講セメスタ: 5
曜日: 集中講義
◆講義題目: 学習者の自律を育てる日本語教育
◆到達目標:
(1) 自律的な学習の理論と実践が理解できるようになる。
(2) 自分を自律的な学習者として確立できるようになる。
(3) 自律的な学習を促進する日本語教師への一歩を踏み出す。
◆授業内容・目的・方法:
内容
(1) 自律的な学習者としての自分を持続的に振り返る。
(2) 学習者の多様性、社会の可変性を検討し、学習者の自律の重要性を確認する。
(3) 自律的な学習とは何かを実践例をもって検討する。
(4) 自律的な学習を実践する利点、問題点を検討する。
(5) 自律的な学習を促進する教室活動を検討し、各自、教室活動を作成、発表する。
(6) 自律的な学習を促進するコース運営を検討する。コース計画を作成、発表する。
(7) 自律的な学習を支える評価活動を検討する。
(8) 自律的な学習を促進する教師像を検討する。
方法
(1) 学習者主導で行う。アンケート用紙、質問群などを利用し、学生にペアワーク、グループワークをしてもらい、クラス全体を分かち合ってもらう。
(2) 文献講読とその検討をクラスで行う。学生は積極的に参加する。
(3) 教室活動は、ポスター発表を行
(4) 学習日記を付ける。
◇成績評価方法:
( ) 筆記試験 [ %] ・ (○) 学習日記と自己発見リポート [40%] ・ (○) 出席と積極的な参加 [30%] ・ (○) その他 (教室活動とその発表) [30%]
◇教科書・参考書:
教科書は特にないが、指定の文献を受講前に読んでおくこと。
* 有泉芳彦 2000 「学習者にやさしい日本語教育: Angdragogyの視点から」『世界の日本語教育』Vol. 10: 1-20.
* 青木直子 2001 「教師の役割」 pp. 182-197、 青木、尾崎、土岐編 『日本語教育を学ぶ人のために』世界思想社 (ISBN4-7907-0891-8)
*トムソン木下千尋 1997 「海外の日本語教育におけるリソースの活用」『世界の日本語教育』Vol. 7: 17-29.
*トムソン木下千尋 1998 「学習契約書を使った自律学習の試み」『第二言語としての日本語の習得研究』
*トムソン木下千尋 2002 「海外の日本語教育において日本文化の学習を促すコースと教師の役割」『21世紀の日本事情』第4号
*トムソン木下千尋・舛見蘇弘美 1999 「海外における日本語教育活動に参加する日本人協力者-その問題点と教師の役割」 『世界の日本語教育』 Vol.9: 15-28.
その他:

授業科目: 現代日本論概論
単位: 2
担当教員: 教授: 鈴木淳子
開講セメスタ: 3
曜日: 火
講時: 4
◆講義題目: 対人心理の諸相―個人,集団,社会― (1)
◆到達目標: さまざまな他者とのかかわりに関する社会心理学的な知識と理解を深める.
◆授業内容・目的・方法:
講義では毎回異なるテーマを取り上げて紹介する.3セメスターは個人を中心に講義を行う.講義内容は以下の通りである.

1回目: イントロダクション
2回目: 欲求
3回目: 孤独感
4回目: うつ病
5回目: 対人認知
6回目: 自己開示
7回目: 社会的比較
8回目: 対人魅力
9回目: 恋愛
10回目: ストレス
11回目: 偏見
12回目: 原因帰属
13回目: パーソナリティ
14回目: コミュニケーション1
15回目: テスト
◇成績評価方法: 平常点20%,テスト80%
◇教科書・参考書: 教科書は使用しない.適宜プリントを配布する.
その他: (1) と (2) は連続履修すること。

授業科目: 現代日本論概論
単位: 2
担当教員: 教授: 鈴木淳子
開講セメスタ: 4
曜日: 火
講時: 4
◆講義題目: 対人心理の諸相―個人,集団,社会― (2)
◆到達目標: さまざまな他者とのかかわりに関する社会心理学的な知識と理解を深める.
◆授業内容・目的・方法:
講義では毎回異なるテーマを取り上げて紹介する.4セメスターは集団・社会を中心に講義を行う.講義内容は以下の通りである.

1回目: 普及
2回目: 流行
3回目: 流言
4回目: 集団の構造
5回目: 説得
6回目: コミュニケーション2
7回目: コミュニケーション3
8回目: 社会的スキル
9回目: 結婚
10回目: 家族
11回目: ドメスティック・バイオレンス
12回目: リーダーシップ
13回目: 服従
14回目: ワーク・ストレス
15回目: テスト
◇成績評価方法: 平常点20%,テスト80%
◇教科書・参考書: 教科書は使用しない.適宜プリントを配布する.
その他: (1) と (2) は連続履修すること.

授業科目: 現代日本論演習
単位: 2
担当教員: 教授: 鈴木淳子
開講セメスタ: 5
曜日: 水
講時: 2
◆講義題目: 質問紙法の基礎を学ぶ
◆到達目標:
質問紙法による調査結果を用いて卒業論文を作成する予定の受講者が,調査の基礎的な知識を習得することを目標とする.
◆授業内容・目的・方法:
受講者は,調査テーマに沿って文献収集を行い,質問紙を作成し,調査を実施し,その結果を報告書として提出することが求められる.すべてグループ活動で行なう.

1回目: イントロダクション
2回目: 主なデータ収集法の紹介
3回目: 質問紙法とはなにか
4回目: 問題意識の形成
5回目: 調査テーマ・調査目的の検討
6回目: 調査対象者の検討
7回目: テーマ・目的・対象者の決定
8回目: サブテーマの検討
9回目: 質問内容の検討 (1)
10回目: 質問内容の検討 (2)
11回目: 質問紙の作成
12回目: 調査の実施
13回目: 調査結果の整理と分析 (1)
14回目: 調査結果の整理と分析 (2)
15回目: 今後の課題の検討
◇成績評価方法: 平常点60%,報告書40%
◇教科書・参考書: 教科書は使用しない.適宜プリントを配布する.
その他: 日本語教育学概論 (1) および (2) を履修済みであること.

授業科目: 現代日本論講読
単位: 2
担当教員: 教授: 鈴木淳子
開講セメスタ: 6
曜日: 水
講時: 2
◆講義題目: 女性のライフ・キャリア発達を考える
◆到達目標:
大きく変化する社会のなかで女性が心理的安寧と幸福感をもってライフ・キャリアを発達させていくためにはどうすればよいのか,さまざまな角度から考える機会と情報を提供する.
◆授業内容・目的・方法:
講義では女性とキャリアに関する多様なトピックをとりあげる.受講者には,関連文献の収集,講読,発表および積極的な討論への参加が期待される.講義内容は以下の通りである.

1回目: イントロダクション
2回目: ライフ・キャリアとはなにか
3回目: 日本女性の就労の特徴
4回目: 日本における結婚・家族のあり方
5回目: ライフコースの選択
6回目: なんのために働くのか
7回目: 就労形態の選択
8回目: 変化する「女性の仕事」
9回目: 雇用機会均等法の影響
10回目: 企業内での女性のキャリア形成
11回目: 女性のリーダーシップ
12回目: 仕事と家庭の両立は可能か
13回目: 男性との協力
14回目: 総合的な討論
15回目: リポートの提出
◇成績評価方法: 出席20%、発表・討論への参加40%、報告書40%
◇教科書・参考書: 教科書: 「女性のキャリアデザイン」 青島祐子著 学文社 (2002)
その他:

授業科目: 現代日本論基礎講読
単位: 2
担当教員: 講師: 田中重人
開講セメスタ: 3
曜日: 金
講時: 1
◆講義題目: 論文作成の基礎
◆到達目標: 大学での研究に必要な文章の書きかたを習得する
◆授業内容・目的・方法:
大学での研究 (たとえば授業での課題,レポート,卒業論文など) で要求される文章は、高等学校までの「作文」とは本質的にちがいます。研究の文章には、(1) データに基づいた論理的な推論を中心とする、(2) 論理構造に沿った章立てや段落分けが重要である、(3) 誤解をまねかないよう正確に書かなければならない、 (4) 先人の業績と自分の意見とを区別しなければならない、(5) そのために文献参照の規則がこまかく定められている、といった特徴があります。この授業では、これらのルールを学ぶと同時に、実際に論文を執筆し、受講者相互の批評をとおして執筆のプロセスを習得します。
◇成績評価方法:
各回の授業中の課題 (40%)、中間レポート (20%)、期末レポート (40%) を合計して評価する。
◇教科書・参考書: 木下是雄 (1981)『理科系の作文技術』中央公論社。
その他: 授業資料は http://www.nik.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/c.html に掲載予定

授業科目: 現代日本論講読
単位: 2
担当教員: 講師: 田中重人
開講セメスタ: 6
曜日: 金
講時: 2
◆講義題目: 現代日本文化に関する論文講読
◆到達目標:
(1) 論文の探しかたと読みかたを理解する; (2) プレゼンテーションと質疑応答の技術を身につける
◆授業内容・目的・方法:
研究は、学術雑誌の原著論文を探して読むことからはじまります。この授業では、文献データベースを使って論文を探し、その内容について、プレゼンテーションと質疑応答を通して理解していくことを目指します。とりあげる論文は、現代日本文化に関するもので、英語または日本語のもの、という条件のなかで、受講者の興味にしたがって選定します。1論文を (a) 鍵概念の抽出 (scanning)、 (b) 構造の抽出 (skimming)、(c) 図表の解説、(d) ロジックの抽出、の4人で分担して、それぞれの担当者がコンピュータを使用したプレゼンテーションをおこないます。
◇成績評価方法:
毎回の授業への参加度 (30%)、課題 (30%)、担当部分のプレゼンテーション (40%) を合計して評価する。
◇教科書・参考書: 諏訪邦夫 (1995)『発表の技法』講談社。
その他: 授業資料は http://www.nik.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/c.html に掲載予定

授業科目: 現代日本論演習
単位: 2
担当教員: 講師: 田中重人
開講セメスタ: 5
曜日: 火
講時: 5
◆講義題目: 統計分析の基礎
◆到達目標: (1) 統計分析の基礎的な手法を理解する; (2) 実際にデータ分析をできるようになる
◆授業内容・目的・方法:
意識調査・テスト・実験などのデータはどのように分析すればいいでしょうか。この授業では、小規模の標本調査を念頭において、統計分析の基礎的な手法を学びます。これまで統計的な分析をおこなったことのない人を対象に、初歩から講義します。同時に、コンピュータを実際に使って、毎回データ分析の実習をおこないます。
◇成績評価方法:
各回の授業中の課題 (50%)、中間試験 (20%)、期末レポート (30%) を合計して評価する。
◇教科書・参考書:
吉田寿夫 (1998)『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』北大路書房。
その他:
実習室で使用できるコンピュータ台数が限られているため、受講人数を制限することがある。授業資料は http://www.nik.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/c.html に掲載予定

授業科目: 現代日本論演習
単位: 2
担当教員: 講師: 田中重人
開講セメスタ: 6
曜日: 火
講時: 5
◆講義題目: 応用統計分析
◆到達目標: さまざまな統計分析手法を理解し、使いこなせるようになる
◆授業内容・目的・方法:
分析の目的とデータの特徴によって、さまざまな統計分析手法が開発されています。この授業の前半では、推測統計学の基本的な概念について解説し、統計的推定・検定とサンプルサイズの決定の方法について学びます。後半では、相関分析、対応のある分析、多変量解析をとりあげて、それらの特徴と使い方を習得していきます。統計解析パッケージを使ってデータ分析の実習をおこないます。
◇成績評価方法:
各回の授業中の課題 (50%)、中間試験 (20%)、期末レポート (30%) を合計して評価する。
◇教科書・参考書: なし
その他:
Vセメスタ開講の現代日本論演習「統計分析の基礎」を履修済みか、それと同等の知識を習得済みの者を対象とする。


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