平成13年度開講授業一覧

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日本語教育学(学部生向け)

授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
日本語教育学概論I 3 2 才田いずみ教授
  • 講義題目  日本語教育の基礎
    授業内容

     日本語を母語としない学習者の日本語学習支援を行おうとする教授者がわきまえているべき事柄のうち、日本語教育の基礎を成すいくつかの要素に焦点を当てて講じる。 主要な観点としては、日本語の音声や文法等の言語要素や社会言語学的要素を取り上げ、それらを外国語として学ぶ場合の困難点や問題点について考える。また、日本語教育を取り巻く社会や学習環境の変化とその問題についても考える。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
日本語教育学概論II 4 2 才田いずみ教授
  • 講義題目  日本語教育の基本
    授業内容

     日本語を母語としない学習者に対する日本語の授業を考えるとき、教授者が考慮すべき事柄のうち、日本語教育学概論Iで扱わなかった談話語用論などを取り上げて論じる。この講義では代表的な言語教授法をいくつか取り上げ,日本語の中の諸要素を,どのように授業に織り込むのかについても考えてみる。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
日本語教育学各論II 集中講義 2 坂本正(非常勤講師)
  • 講義題目  第二言語習得と日本語教育
    授業内容

     前半は、第二言語習得に関する3つの仮説、また第二言語習得に影響を及ぼす要因などを概観し、日本語教育との関連を探る。後半は、第二言語としての日本語の習得研究を履修生とともに読み進め、日本語の習得研究の成果をどのように日本語教育に応用していったらよいかを考える。

     集中講義ではあるが、履修生は約200頁ほどの英文を読むことになるので、事前にしっかりと準備してくることを履修の前提とする。また、出席するだけでなく、積極的な授業参加が求められる。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
日本語教育学演習I 5 2 才田いずみ教授
  • 講義題目  教材デザインとその評価
    授業内容

     読みをリソースとする日本語学習の教材を取り上げ、主として、読む・話す・書くという技能を伸ばすためにはどのような教材デザインがよいのかを考える。具体的には、既存の教材の検討よりも、オリジナル教材の作成を中心に据えるので、授業ではグループを組んで担当学習者を想定し、連続性やグレーディングに配慮した教材を作成する。それを用いた授業活動案を発表し、グループ間で相互評価することによって、教材とリソースを評価する規点を得る。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
日本語教育学講読I 3 2 才田いずみ教授
  • 講義題目  外国語の学習と習得
    授業内容

     母語の習得や第二言語習得の基本を扱った文献の講読を通して、言語習得や言語教育の分野の研究に必要な概念や用語に親しむ。

     また、外国語として日本語を学ぶ学習者への支援を行う教師が負うべき役割について把握すると同時に、学習者にとって外国語を学ぶという行為がどのようなものであるのかを知る。

  • テキスト Lightbown, Petsy & Spada, Nina(1999) How Languages are Learned: Revised Edition. Oxford University Press.
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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
日本語教育学実習I 5 2 才田いずみ教授
  • 講義題目  日本語教授法と日本語コースデザインの基礎
    授業内容

     実習IIにおいて外国人学習者を対象に日本語授業のコースを実際に運営することを念頭において、以下の項目を中心に様々な課題に取り組む形で授業を進める。

    1 語学学習環境としての「教室」のあり方
    2 学習支援者としての教師のあり方
    3 シラバス、到達目標設定、学習項目設定
    4 授業見学の視点
    5 授業活動デザインと模擬授業
    6 授業分析の視点

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
日本語教育学実習II 6 2 才田いずみ教授
  • 講義題目  日本語コースの運営と改善
    授業内容

     実際に外国人日本語学習者に対する日本語コースをデザインして運営する。そこでの教壇実習を通して、以下の4点を中心に、種々の課題に取り組み、教室研究と学習者研究の方法の基礎を身につける。

    1 授業を組み立て実施するだけでなく、授業を適切に評価し改善策を講じる。
    2 学習者の学習の状態を的確に把握する。
    3 異文化接触の場として日本語授業を意識する。
    4 自分の教授スタイルに気づく。

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現代日本論(学部生向け)

授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
現代日本論概論I 3 2 鈴木淳子教授
  • 講義題目  対人心理の諸相(1)
    授業内容

     メディアがどれほど高度に発達し情報化が進んでも、人は他者との心理的なかかわりなくして生きていくことはできない。そこで、本講義は、他者とのかかわりの場面における人の心のあり方について、受講者の知識と理解を深めることを目的とする。個人レベルおよび小人数の集団レベルにおける心理について、毎回異なるテーマを取り上げて講義を行う。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
現代日本論概論II 4 2 鈴木淳子教授
  • 講義題目  対人心理の諸相(2)
    授業内容

     現代日本論概論Iに続いて、同じ趣旨で行う。取り上げるテーマは、主に集団レベルおよび社会レベルにおける心理である。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
現代日本論各論I 集中講義 2 三井宏隆(非常勤講師)
  • 講義題目  セルフアイデンティティの行方−社会心理学の視点から−
    授業内容

     近年、とみに関心が高まっているセルフとアイデンティティについて、文献レビューを行う。まず心理学的文献の紹介を通してセルフ・コンセプトの多様な内容を明らかにし、続いて社会学的文献を使用してジェンダー、人種、階級、文化とアイデンティティのかかわりに関する問題を論じる。これらの考察から、セルフとアイデンティティにかかわる問題の多くが「現実の自分」をありのままに受け入れられないことから発生することを明らかにする。最後に、今後「自分」がどのように変わりうるか、その行方について多面的に考察する。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
現代日本論講読I 4 2 田中重人講師
  • 講義題目  論文作成の基礎
    授業内容

     前半では、論文を書くうえで知っておかなければならないルールと、明快で論理的な文章に必要なテクニックを学ぶ。後半では、実際に論文を執筆し、受講者相互の批評をとおして論文執筆のプロセスを習得する。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
現代日本論講読II 4 2 鈴木淳子教授
  • 講義題目  情報化社会−メディアと個人‐
    授業内容

     急速に進行する情報化の波は、日本社会の制度とその中で生活する私たちの生活や行動に大きな変化をもたらしている。本講義では、情報化の意味とその問題点を明らかにすることを通して、情報化の波にただ流されるのではなく、個人としての主体性を失わずに生きるためにはどうすればよいかを考えてみたい。受講者には、関連文献の収集・講読および積極的な討論への参加が期待される。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
現代日本論演習I 5 2 田中重人講師
  • 講義題目  統計分析の基礎
    授業内容

     小規模標本調査を念頭において、統計分析の基礎的な手法を学ぶ。講義・講読をとおした知識の習得と統計パッケージを用いた実習とを交互におこない、調査データの適切な加工ができる基礎的な分析力を身につけることを目指す。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
現代日本論演習II 4 2 田中重人講師
  • 講義題目  現代日本文化研究
    授業内容

     現代日本文化研究の論文(日本語または英語)をとりあげ、毎回1論文のペースで講読する。論文の読みかたを理解するとともに、プレゼンテーションと質疑応答の技術を身につけることを目標とする。1論文につき、つぎの分担で5人が報告したあと討論をおこなう:(a)ロジックの抽出、(b)構造の抽出、(c)図表の解説、(d)鍵概念の抽出、(e)批判的コメント。

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日本語教育論(大学院向け)

授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
日本語教育学各論II 集中講義 2 坂本正(非常勤講師)
  • 講義題目  第二言語習得と日本語教育
    授業内容

     前半は、第二言語習得に関する3つの仮説、また第二言語習得に影響を及ぼす要因などを概観し、日本語教育との関連を探る。後半は、第二言語としての日本語の習得研究を履修生とともに読み進め、日本語の習得研究の成果をどのように日本語教育に応用していったらよいかを考える。

     集中講義ではあるが、履修生は約200頁ほどの英文を読むことになるので、事前にしっかりと準備してくることを履修の前提とする。また、出席するだけでなく、積極的な授業参加が求められる。

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授業科目 開講学期 単位 担当教官
日本語教育論特論II 前期 2 助川泰彦非常勤講師
  • 講義題目  音声の習得と教育
    授業内容

     授業前半ではロンドン大学のIPAデータのテープを使用して聴音音声学を学ぶ。また、文節音の聞き取り訓練も行う。後半では音声データの収集と分析、知覚実験の基礎的な実習を行う。また、第二言語習得理論と音声習得の関係、および音声教育の実際についても触れる。

    1.生理音声学の概論と演習
    2.学習者音声データの収集
    3.パソコンによる音声データの整理と分析
    4.学習者の日本語音声と中間言語理論
    5.母語話者別音声教育シラバスの開発
    6.音声教育教材の作成実習

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授業科目 開講学期 単位 担当教官
日本語教育論特論III 後期 2 助川泰彦非常勤講師
  • 講義題目  日本語の多言語社会化と日本語教育
    授業内容

     日本は一般に単一言語社会であるといわれてきたが、現実には急速に変化が起きつつある。例えば、2000年に行われた国勢調査では17言語の外国語調査票が準備された。こうした他言語社会化を概観し、以下のテーマを中心に日本語教育のあり方を考えていく。また、受講者からのテーマの提案も歓迎する。授業では文献による学習に加えて、日本語教育の現場、公共施設、外国人コミュニティーなどでの訪問調査や日本人学生、留学生、大学職員、在仙外国人へのインタビューなどの教室外活動を必須とする。

    1.諸外国の多言語使用と言語政策
    2.日本語の他言語社会化の現状
    3.宮城県の他言語社会化の現状
    4.教育現場における多言語使用
    5.放送、公報などにおける多言語使用
    6.英語第二公用語論

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授業科目 開講学期 単位 担当教官
日本語教育論講読I 後期 2 才田いずみ教授
  • 講義題目  語学教師の養成
    授業内容

     外国語学習理論から教師の役割、教室活動、そして教室研究まで語学教師の弁えているべき諸側面を扱った英語文献を講読しながら、日本語教育の現場に照らして、その問題点や解決法について考えると同時に、よりよい教師養成のあり方についても探っていく。

  • テキスト Richards, Jack C.(1998) Beyond Training.
    Cambridge University Press.
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授業科目 開講学期 単位 担当教官
日本語教育論実習I 前期 2 才田いずみ教授
  • 講義題目  日本語コース運営の基礎
    授業内容

     夏休みに実施予定の日本語コースでの実習の準備作業を行う。
     具体的には、学習者分析と模擬授業を中心に据え、1ヶ月の集中プログラムとして特に中上級レベルに有効なコースデザインを中心に行い、併せて教室活動のデザインや改善法も考える。
     この作業を通して、自分の教室での教授行動の特徴や問題点、教育観を意識的に把握することも目指す。

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授業科目 開講学期 単位 担当教官
日本語教育論実習II 後期 2 才田いずみ教授
  • 講義題目  日本語教育コース:その運営と改善
    授業内容

    実習Iを踏まえて、夏休みに実施運営した韓国人学習者を対象とする日本語コースの授業データを利用して、種々の分析法を学びながら、コースの評価を行い、改善策を検討する。
     後半では、改善策に基づいて、使用した教材やその使用法についても検討を加え、よりよい授業活動のデザインを探る。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
言語科学特論I 後期 2 才田いずみ教授
  • 講義題目  言語学習とインターネット
    授業内容

     国語学習や外国人にとっての日本語学習、日本人にとっての外国語学習の場面で、インターネットがどのようなリソースとして活用可能であるかについて検討する。
     具体的には、アメリカ合衆国で行われているwebquestなど、実際の活用事例を概観した上で、受講者自身にも目的別の活用法の提案を求める。
     また、インターネットの学習活動への導入に際して問題となる、著作権の問題についても考える。
     受講者には教室での作業や発表も課すので注意すること。

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比較現代日本論(大学院向け授業)

授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
現代日本論各論I 集中講義 2 三井宏隆(非常勤講師)
  • 講義題目  セルフアイデンティティの行方−社会心理学の視点から−
    授業内容

     近年、とみに関心が高まっているセルフとアイデンティティについて、文献レビューを行う。まず心理学的文献の紹介を通してセルフ・コンセプトの多様な内容を明らかにし、続いて社会学的文献を使用してジェンダー、人種、階級、文化とアイデンティティのかかわりに関する問題を論じる。これらの考察から、セルフとアイデンティティにかかわる問題の多くが「現実の自分」をありのままに受け入れられないことから発生することを明らかにする。最後に、今後「自分」がどのように変わりうるか、その行方について多面的に考察する。

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授業科目 開講学期 単位 担当教官
比較現代日本論特論I 後期 2 田中重人講師
  • 講義題目  現代日本における性別分業
    授業内容

     日本社会における性別分業の現状と将来の展望について講義する。「男は仕事、女は家庭」という性別分業は戦後の経済成長の過程でどのように変化してきたのか、また世界各国と比較したとき現代日本はどのような位置にあるといえるのか、その背後にはどのような文化的・制度的・政策的条件があるのか、といった問題について、統計的資料を利用して多角的に明らかにする。

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授業科目 開講学期 単位 担当教官
比較現代日本論特論II 後期 2 鈴木淳子教授
  • 講義題目  調査的面接法
    授業内容

     調査的面接法について、研究のために必要な基礎的知識を実践的に身につけることを目的とする。受講者は各自の研究テーマに沿った面接を実施し、その結果をレポートとして提出する。

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授業科目 開講学期 単位 担当教官
比較現代日本論研究演習I 前期 2 鈴木淳子教授
  • 講義題目  意識調査の方法−理論と実践−
    授業内容

    意識調査のデザインから報告書の作成までをマスターすることを目的とする。受講者は、各自の研究テーマに沿った意識調査をすることが必要である。同時に受講者は文献の収集を行い、研究テーマへの理論的アプローチについても学ぶ。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
比較現代日本論研究演習I 後期 2 田中重人講師
  • 講義題目  多変量解析の基礎
    授業内容

     パラメトリックな多変量解析、特に回帰分析と因子分析の技法を習得する。講義による知識の習得と統計パッケージを用いた実習および論文の講読をとおして、多変量解析法を各自の研究課題に即して応用できるようになることを目指す。

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授業科目 開講セメスター 単位 担当教官
現代日本論演習II 4 2 田中重人講師
  • 講義題目  ジェンダーの国際比較研究
    授業内容

     統計資料に基づいてジェンダーの国際比較を行った論文(基本的に英語)をとりあげ、毎回1論文のペースで講読する。論文の読みかたを理解するとともに、プレゼンテーションと質疑応答の技術を身につけることを目標とする。1論文につき、つぎの分担で5人が報告したあと討論をおこなう:(a)ロジックの抽出、(b)構造の抽出、(c)図表の解説、(d)鍵概念の抽出、(e)批判的コメント。

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