思索|関連する雑誌・学会|東北大学 大学院文学研究科/文学部 哲学・倫理学研究室

思索(しさく)

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『思索(しさく)』とは?

「東北大学哲学研究会」発行の学術雑誌。
大学院生ならびに卒業生の研究成果を公表しています。

哲学・倫理学合同研究室の出身者を主体に組織された「東北大学哲学研究会」によって、年1回発行されている学術雑誌です。創刊は昭和43年ですが、その巻頭言(木場深定先生執筆)に次のようにあります。
「東北大学に哲学および倫理学の講座が開設せられてから、すでに四十有余年を閲する。由来、各自の関心と問題に応じて自由に研究を進め、独自に思索を深めるという指導の方法が採られたためもあって、特に謂わゆる学派というようなものの形成は見られなかった。しかし長年に亘る薫修によっておのずから醸成せられた学統・学風がその間に窺われることは否めないように思う。或いは地味と言われ、或いは重厚とも評されたが、要は先ず所依の原典や事象そのものに即した厳正な学究的態度を、少なくともその基礎としたものであると言ってよい。ただ憾むらくは、このような着実な研究の成果も、それを随時に掲載しうる固有の機関誌を今に至るまで持つことがなかった。東北大学哲学研究会は、この年来の宿望に副うべく、主として新進の研究者の業績発表の場として、ここに研究誌『思索』を発刊する。」
わたしたちは、発刊に際してこのように述べられていた東北大学哲学・倫理学研究室の学風をいまに受け継ぎ、そして未来に向けてさらに豊かなものとするべく、教員と学生が一丸となって『思索』の発行にあたっています。

過去データベース

過去に発行された『思索(しさく)』の著者名や論文名をご覧頂けます。
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