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Department of Psychology,Graduate School of Arts and Letters, Tohoku University

〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内27-1

新着情報・FAQRESEARCH

■教員


教授 阿部 恒之   Tsuneyuki ABE (Ph.D.) 

災害・化粧・ストレスなど,日常生活をめぐる感情の問題について,領域や方法論を限定せずに研究を行っている。 

(1) 災害心理: 2012年の東日本大震災では,多くの被災者が,取り乱さず,毅然とした態度を維持した。この振る舞いを可能にした「被災者のマナー」に関する研究を行っている。また,3mの積雪を苦にしない豪雪地帯に見るように,災害の多発地帯では,「災害を災害としない地域に蓄積された知恵」=「災害文化」が育っている。次の大災害に備えるために,災害文化についての研究も行っている。 

(2) 化粧の感情調整作用: 化粧をはじめとして日常生活の中には感情調整作用を担う行為が埋め込まれている。そういう調整作用に関して文化・社会的側面へ配慮しつつ,生理・心理的応答を研究している。特に,Visible Difference(容貌に生じた可視的変化)を有する患者さんへの化粧を用いた心理学的アプローチによる支援の可能性を検討している。 

(3) ストレス: 「ストレスホルモンの分泌ボタンは何か」という観点で,日常のやっかい事・気晴らし(daily hassles and daily uplifts)が唾液中コルチゾールなどの内分泌活動に与える影響を研究している。 

<教員のよこがお>

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教授 坂井 信之   Nobuyuki SAKAI (Ph.D.) 

味覚や嗅覚、体性感覚を中心とした基礎心理学(官能評価学,感性・脳情報学などを含む)から,食行動や購買行動などの応用心理学まで幅広く興味を持って研究している。 

(1) ヒトの感性: 製品の使用感,食物のおいしさなどについて,主観的判断だけでなく,脳や身体の反応などの側面からも研究している。また,ボトムアップ的な判断(五感の統合→評価)というよりは,トップダウン的な判断(イメージや先入観→評価→五感)に重点をおいている。 

(2) 心理学の応用: 「一緒に食べるとおいしい」「カレーの匂いも嗅ぎ続けると苦痛になる」「品質はよいけれど、買いたいとは思わない」など日常生活の事象を心理学の観点から研究している。研究の最終目標は「『幸せ』になる方法をみつける」ことである。





准教授 辻本 昌弘   Masahiro TSUJIMOTO (Ph.D.) 

(1) 地域社会における資源交換と相互協力: 必要な助け合いを行えないことがしばしばある。その一方で,お互いに資源をやり取りする相互協力の伝統を強固に保つ地域社会もある。このような地域には,庶民が伝統的に培ってきた相互協力を誘発する制度や規範がある。このような観点から日本国内や南米各地で社会調査を実施している。 

(2) 移民の総合的研究: かつての日本から多くの移民が南米大陸に渡った。移民たちは厳しい環境に直面し,お互いに助け合いながら生活を築きあげた。さらにより良い生活を求めて国境を越える移動を繰り返す者もいた。このような人々の異文化適応,相互協力組織,民族的アイデンティティなどについて学際的な共同研究を実施してきた。 






准教授 荒井 崇史   Takashi ARAI (Ph.D.) 

社会心理学的視点と方法論をベースとし,社会心理学や司法・犯罪心理学に関連するテーマ(犯罪予防,犯罪不安,親密関係での暴力)に関心をもち研究している。

(1)犯罪予防と心理学:なぜ行った方が良いと分かっていても,我々は犯罪予防行動をとらないのか。態度と行動とのズレに注目し,犯罪予防の最適な奨励方法を検討している。その他にも,我々の社会的現実(犯罪不安や被害リスク認知など)が,マス・メディアの情報からどのような影響を受けているのかなどに関心を持っている。

(2)攻撃行動(攻撃性)と暴力:親密な関係(夫婦関係,恋愛関係)であるはずの二者関係での暴力発現・維持メカニズム,親密関係での暴力とその後のストーカー行為との関連に関心をもち研究している。また,そもそも攻撃行動や暴力がどのように発現するのか,攻撃行動や暴力の認知情報処理基盤に関心を持っている。その他,怒り制御をはじめとした感情制御など。
 






准教授 河地 庸介   Yousuke KAWACHI (Ph.D.) 

視知覚・認知や視覚的感性を中心とした実験心理学・心理物理学的研究を行っている。心と脳の関係を理解するために脳機能・構造計測を組み合わせた研究も行っている。

(1)瞬間的な感覚内・感覚間情報の統合:時々刻々と状況が変化する眼前の環境を人は何気なく感じ取ることができる。しかし,脳の中ではこの変化に富んだ環境に柔軟に対応するべく,環境情報を色,形,動き,奥行き情報などに一度分解し,その後再度まとめ上げる統合処理を瞬時に行っている。この人の柔軟で適応的な行動を支える瞬間的統合処理の仕組みを明らかにするべく心理物理学的手法や脳機能計測を用いて研究を進めている。

(2)シーンに関する豊かな知覚体験の生成:知覚認知機能で一度に処理できる情報はかなり限られたものであることがわかっている。にもかかわらず人が眼前の環境を色鮮やかなシーンとして体験できるのはなぜか。さらにはこの体験に基づきながら適応的な意思決定ができるのはなぜか。このような疑問の解消を目指して研究を進めている。

(3)知覚対象に対する感性情報処理:人はただただ物体やシーンを知覚しているだけではなく,美しい,醜い,よい,悪い等を含めて様々な情緒的な印象を感じ取る。この情緒的印象の感受に人の知識・経験・期待等が関係していることはもちろんだが,反面,感覚情報が内包する種々の要約統計量も関係しているものと考える。主として感覚情報のどの側面がどのような印象を感受させうるのかに着目して研究を展開している。
 

■大学院生:博士後期課程

Comming soon!!

■大学院生:博士前期課程

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