講義概要

2012年度 開講科目一覧

学部開講科目一覧

研究科開講科目一覧

  • 課題研究(宗教学)

過去の講義


学部開講科目

宗教学概論 担当:鈴木岩弓(教授)
3セメスター2単位木曜日1限
講義題目日本の宗教研究
学習目標 @宗教民俗学的問題関心を理解する。
A近代以降の日本の宗教研究の流れを理解する。
授業内容 ・毎時間一人の宗教研究者を取り上げ、その研究者のこだわったキー概念に注目して概説する。
@宗教民俗学的視角
A柳田國男
B折口信夫
C原田敏明
D五来重
E堀一郎
F梅棹忠夫
G桜井徳太郎
H楠正弘
I高取正雄
J宮田 登
K藤井正雄
L佐々木宏幹
Mまとめ
   
テキスト等 ・教科書:使用せず。 ・参考書:講義中に紹介する。
成績評価レポート
その他:実際に取り上げる宗教研究者は、授業の流れに従って変更される場合がある。
宗教学概論 担当:木村敏明 (准教授)
4セメスター2単位木曜日1限
講義題目欧米の宗教研究
学習目標 (1)代表的な宗教研究者の理論と背景を理解する
(2)宗教を研究することの意義と問題点について考える
授業内容 ・代表的な宗教研究者の業績について、その意義と問題点を検討する。
・講義は毎回まず一人の研究者を一つのテーマに注目して紹介したのち、そのテーマに関するその後の研究史的展開を概説し、 意義や問題点を確認する形で進められる。
@ Max Mueller 近代宗教学の成立
A E.B.Tylor アニミズム
B J.G. Frazer 宗教と呪術
C E.E.Pritchard 妖術
D M.Weber 宗教と倫理
E V.Turner 儀礼
F W.James 宗教経験
G M.Eliade 宗教的人間
H P.Berger 世俗化
I J.Casanova 公共宗教
テキスト等 ・教科書は使用しない。 ・参考書:ハンス・G.・キッペンベルク、『宗教史の発見―宗教学と近代』、岩波書店、2005年。
成績評価試験 [30%] 課題(授業でとりあげる研究者のテキストをあらかじめ読み、2問程度の問いに答える。学期中に最低二回提出) [30%] 毎回の授業で出席をかねて書いてもらうミニッツペーパー [40%]
その他
宗教学基礎講読 担当:山田仁史 (准教授)
3セメスター2単位金曜日2限
講義題目マックス・ミュラーの神話論T
学習目標 ・古典の解読を通して、自らの宗教研究につながる新たな問題を見つける。
・英文の精密な翻訳には、多様な知識・情報と共感力が必要であることを理解する。
授業内容   宗教学・神話学の創始者と目されるマックス・ミュラーによる、神話論の古典的著作を精読する。読解・翻訳・議論を通して、その展開と意義を再検討したい。3セメスターでは「神話の哲学」(1871講演、73公刊)を読む。
テキスト等 テキスト: Muller,Max,On the Philosophy of Mythology,in:Introduction to the Science of Religion,pp.335-403,London:Longmans,Green,&Co.,1873. 入手方法は初回に指示します。
成績評価担当箇所の翻訳・発表[50%]と討論への参加状況発表[50%]
その他
宗教学基礎講読 担当:山田仁史 (准教授)
4セメスター2単位金曜日2限
講義題目マックス・ミュラーの神話研究U
学習目標 ・古典の読解を通して、自らの宗教研究につながる新たな問題を見つける。
・英文の正確な翻訳には、多様な知識・情報と共感力が必要であることを理解する。
授業内容   宗教学・神話学の創始者と目されるマックス・ミュラーによる、神話論の古典的著作を精読する。読解・翻訳・議論を通して、その展開と意義を再検討したい。4セメスターでは『神話学への寄与』(1897)の一部分を読む。
テキスト等 テキスト: Muller,Max,Contributions to the Science of Mythology,2 Vols.,London:Longmans,Green,&Co.,1897. 講読する部分と入手方法は初回に指示します。
成績評価担当箇所の翻訳・発表[50%]と討論への参加状況[50%]
その他
宗教学基礎演習 担当:鈴木岩弓・木村敏明・山田仁史
3セメスター2単位金曜日5限
講義題目宗教研究の技法
学習目標 各自の問題関心を「研究」として展開するための技法を習得する。
授業内容       内容
   毎回、一人がもしくは複数の受講生あるいは先輩の大学院生などが研究発表を行い、その内容をめぐって参加者全員が検討し、問題点をめぐった議論をする。授業中、一回以上発言することでその日の「出欠点」となります。
   目的
   ・他者の発表を理解し、批判的に検討できる。
   ・自分の問題関心を、聴衆に理解されるように発表できる。
   ・見解の違う事柄をめぐって、議論できる。
   方法
   ・研究発表を正確に聞き取り、発表者の文脈に沿って理解する。    ・聞き取った研究発表の内容を批判的に検討し、問題点を抽出する。
   ・適格な日本語で、発表者に質問をし、またコメントをつける。
   ・相手の見解を理解しながら、議論を行う。
テキスト等教科書は使用しない。参考書については、講義中に紹介する。
   
成績評価出席[50%]、発表[50%]
その他
宗教学基礎演習 担当:鈴木岩弓・木村敏明・山田仁史
4セメスター2単位金曜日5限
講義題目宗教研究の技法
学習目標 自分の関心や問題意識を「研究」として展開する技法を習得する。
授業内容   内容
   毎回、一人がもしくは複数の受講生あるいは先輩の大学院生などが研究発表を行い、その内容をめぐって参加者全員が検討し、問題点をめぐった議論をする。授業中、一回以上発言することでその日の「出欠点」となります。
   目的
   ・他者の発表を理解し、批判的に検討できる。
   ・自分の問題関心を、聴衆に理解されるように発表できる。
   ・見解の違う事柄をめぐって、議論できる。
   方法
   ・研究発表を正確に聞き取り、発表者の文脈に沿って理解する。    ・聞き取った研究発表の内容を批判的に検討し、問題点を抽出する。
   ・適格な日本語で、発表者に質問をし、またコメントをつける。
   ・相手の見解を理解しながら、議論を行う。
   ・4セメでは、2年次学生も各自の研究テーマに関する簡単な発表を行う。
テキスト等教科書は使用しない。参考書については、講義中に紹介する。
成績評価出席[50%]、発表[50%]
その他
宗教学基礎実習 担当:鈴木岩弓・木村敏明・山田仁史
3セメスター2単位月曜日4・5限
講義題目宗教調査の課題と方法
学習目標 (1)宗教調査の立案、準備、実施、資料整理、発表の技法を身につける。
(2)調査を通じて「活きた宗教」に対する理解を深める。
授業内容   本授業では、宗教著差の方法とスキルについて講義を通して学習し、山形県西置賜郡小国町において実施する共同調査に向けて調査計画の立案を行う。
テキスト等教科書は使用しない。参考書については、講義中に紹介する。
成績評価出席[50%]、発表[50%]
その他併行して宗教学概論を履修していることが望ましい。
宗教学基礎実習 担当:鈴木岩弓・木村敏明・山田仁史
4セメスター2単位月曜日4・5限
講義題目宗教調査の課題と方法
学習目標 (1)宗教調査の立案、準備、実施、資料整理、発表の技法を身につける。
(2)調査を通じて「活きた宗教」に対する理解を深める。
授業内容   本授業では、宗教調査の方法とスキルについて講義を通して学習し、山形県西置賜郡小国町において実施する共同調査に参加する。受講者は数人のグループに分かれ、調査計画立案から文献調査・フィールド調査・成果発表を行う。夏季休業中に、三泊四日程度の泊り込み調査を実施する。
テキスト等教室で適宜指示する。
成績評価出席[50%]、発表[50%]
その他宗教学概論を履修していることが望ましい。
宗教人類学各論 担当:山田仁史明 (准教授)
6セメスター2単位火曜日1限
講義題目神話研究の基礎:諸テーマと諸地域
学習目標 ・各地の神話に見られる共通テーマの存在と、それらの研究史・基礎研究を理解する。
・諸地域の神話における原語テクストの(再)発見・翻訳・比較の歩みと研究手法を学び、応用を試みる。
授業内容   世界諸地域の神話には、さまざまな共通テーマが見出される。本講義ではそのうち代表的なものを9つ採り上げ、それらの研究史・基礎資料を論ずる。また3回分は、昨年度までの講義で十分に扱うことのできなかった諸地域について、神話の原典と翻訳資料を紹介する。以下のような構成で進める予定。
1 はじめに:神話とは何か
2 洪水神話
3 洪水と楽園喪失
4 死の起源神話
5 新大陸の神話:マヤ・アステカ・インカ
6 天地分離の神話
7 天体の神話
8 異郷との交流:羽衣型と浦島型
9 旧大陸の神話:スラヴ・コーカサス・サーミ
10 火と作物の起源神話
11 犬祖・始祖・建国神話
12 英雄の神話と叙事詩
13 インド=太平洋をめぐる神話:オセアニア・ラオス・マダガスカル
14 おわりに:現代宗教研究における神話の意義
テキスト等教科書は使用しない。以下は参考書(入手は任意)。
大林太良/伊藤清司/吉田敦彦/松村一男(編)『世界神話事典』(角川選書;375)東京:角川書店、2005;
   
成績評価毎回のフィードバック(出席確認を兼ねる。20%)と 学期末レポート(原語テクストに基づき神話を論じる。80%)により評価する。
その他
宗教学各論 担当:木村敏明 (准教授)
5セメスター2単位水曜日1限
講義題目自然災害と宗教
学習目標 自然災害を題材に現代社会における宗教の役割について考える。
授業内容   突然にやってきて人々の日常生活の基盤を突き崩してしまう自然災害。 被災者たちや周囲の人々がが災害を受け止め、生活を立て直す中で、宗教はいかなる役割を果たしてきたのか。英国の宗教学学術雑誌Religionが2010年10月号で”Religions,Natural Hazards and Disasters”の特集を組んだことからもわかる通り、宗教学における自然災害研究は急速に進められつつある。今学期の授業では「脆弱性」概念の導入で大きな転機を迎えた自然災害研究とその中における宗教学の役割について最新の論文を紹介しながら考察していく。
テキスト等教科書は使用しない
成績評価レポート[80%]  毎回の授業で出席を兼ねて書いてもらうミニッツペーパー[20%]
その他
宗教学各論 担当:鈴木岩弓 (教授)
6セメスター2単位水曜日1限
講義題目死の宗教民俗学
学習目標 (1)宗教民俗学的視点を理解する。
(2)文化論的視点からの死を理解する。
(3) 宗教学的“ものの見方”を理解する。
授業内容       1.問題の所在
   2.死とは何か
   3.霊・肉・骨
   4.生者と死者の出会う空間
   5.生者と死者の出会う時間
   6.死の受容
   7.まとめ
テキスト等 ・教科書は使用しない。
・参考書に関しては講義中に適宜指示する。
成績評価リポート[80%]  +α、αについては最初の時間にコメントをつける[20%]
その他「人文社会科学総合」の「臨床死生学」(3セメ)「死と宗教心理」(4セメ)も併せて履修することが望ましい。
宗教学各論 担当:池澤優 (非常勤講師)
6セメスター(集中)2単位
講義題目古代中国・中世の死生観―”死者性の転倒”を中心に
学習目標 祖先崇拝や死者儀礼を中心に、中国の宗教に関する基礎的知識を得ると同時に、その中における死者観、他界観の変化に関する情報を獲得し、あわせて最近の出土資料に関する知見を得る。
授業内容   中国の古代から中世にかけての死生観、他界観、死者観<の変遷について講じる。
中国の古い時代(殷・西周時代、紀元前8世紀まで)の宗教は「天(帝)」という最高神の崇拝を軸に、それと関わる形で祖先崇拝を主要な活動とし、人間は死後、「天」に昇るという天上他界観が信じられていた。しかし、その信仰は戦国時代(紀元前5〜3世紀)に大きく変化する。現世に災いをもたらす非業の死者が語られ、前漢時代(紀元前2〜1世紀)には官僚制的な地下の冥界が信じられるようになった。後漢時代(紀元後1〜2世紀)には死者が冥界で苦しむというイメージが一般化する。六朝時代(3〜6世紀)の仏教や道教による死者救済の儀礼には、実はその前史として、死者イメージの変化(ちからある先祖から苦しむ死者への変化)があったのである。
本講義では、中国の古代から中世にかけての死者イメージの変遷を、主として出土資料を用いることで論じたい。私用する資料は以下のようなものである
 ・殷代の甲骨文
・西周、春秋時代の金分
・戦国時代の『卜筮祭祷簡』『日書』
・前漢時代の告地策
・後漢時代の画像石、墓券、鎮墓瓶、墓碑
・六朝時代の造像銘
テキスト等当方で資料を配布する。
成績評価レポートによる。
その他
宗教学講読 担当:木村敏明 (准教授)
5セメスター2単位火曜日3限
講義題目宗教学の基礎概念
学習目標 宗教学の基礎理念について理解を深める
宗教研究に必要な英文読解力を身につける
授業内容   宗教学の主要概念のうち各自が関心あるものについて、いくつかの定評のある宗教学事典を用いながら調べ、その内容を発表する。詳細な進め方については最初の授業で指示するので、受講希望者は出席すること。主に使用するのは以下の事典。
Mircea Eliade, The Encyclopedia of Religion, Macmillan,1987
テキスト等 テキスト: 事典は宗教学研究室に備え付けてある。
成績評価出席[50%]、授業への参加[50%]
その他
宗教学講読 担当:木村敏明 (准教授)
6セメスター2単位火曜日3限
講義題目宗教学の基礎概念
学習目標 宗教学の基礎理念について理解を深める
宗教研究に必要な英文読解力を身につける
授業内容   宗教学の主要概念のうち各自が関心あるものについて、いくつかの定評のある宗教学事典を用いながら調べ、その内容を発表する。詳細な進め方については最初の授業で指示するので、受講希望者は出席すること。主に使用するのは以下の事典。
Mircea Eliade, The Encyclopedia of Religion, Macmillan,1987
テキスト等 テキスト: 事典は宗教学研究室に備え付けてある。
成績評価発表[50%]、出席・討論への参加[50%]
その他
宗教学演習 担当:鈴木岩弓・木村敏明・山田仁史
5セメスター2単位金曜日5限
講義題目宗教研究の技法
学習目標各自の問題関心を「研究」として展開する技法を習得する。
授業内容   内容
   毎回、一人がもしくは複数の受講生あるいは先輩の大学院生などが研究発表を行い、その内容をめぐって参加者全員が検討し、問題点をめぐった議論をする。授業中、一回以上発言することでその日の「出欠点」となります。
   目的
   ・他者の発表を理解し、批判的に検討できる。
   ・自分の問題関心を、聴衆に理解されるように発表できる。
   ・見解の違う事柄をめぐって、議論できる。
   方法
   ・研究発表を正確に聞き取り、発表者の文脈に沿って理解する。    ・聞き取った研究発表の内容を批判的に検討し、問題点を抽出する。
   ・適格な日本語で、発表者に質問をし、またコメントをつける。
   ・相手の見解を理解しながら、議論を行う。
テキスト等教科書は使用しない。参考書については、講義中に紹介する。
成績評価出席[50%]、発表[50%]
その他
宗教学演習 担当:鈴木岩弓・木村敏明・山田仁史
6セメスター2単位金曜日5限
講義題目宗教研究の方法
学習目標各自の問題関心を「研究」として展開する技法を習得する。
授業内容   内容
   毎回、一人がもしくは複数の受講生あるいは先輩の大学院生などが研究発表を行い、その内容をめぐって参加者全員が検討し、問題点をめぐった議論をする。授業中、一回以上発言することでその日の「出欠点」となります。
   目的
   ・他者の発表を理解し、批判的に検討できる。
   ・自分の問題関心を、聴衆に理解されるように発表できる。
   ・見解の違う事柄をめぐって、議論できる。
   方法
   ・研究発表を正確に聞き取り、発表者の文脈に沿って理解する。    ・聞き取った研究発表の内容を批判的に検討し、問題点を抽出する。
   ・適格な日本語で、発表者に質問をし、またコメントをつける。
   ・相手の見解を理解しながら、議論を行う。
  
テキスト等教科書は使用しない。参考書については、講義中に紹介する。
成績評価出席[50%]、発表[50%]
その他
宗教学実習 担当:鈴木岩弓・木村敏明・山田仁史
5セメスター2単位月曜日4・5限
講義題目宗教調査の課題と方法
学習目標 (1)宗教調査の立案、準備、実施、資料整理、発表の技法を身につける。
(2)調査を通じて「活きた宗教」に対する理解を深める。
授業内容   本授業では、宗教調査の方法とスキルについて講義を通して学習し、山形県西置賜郡小国町において実施する共同調査に参加する。受講者は数人のグループに分かれ、調査計画立案から文献調査・フィールド調査・成果発表を行い、四泊五日程度の泊り込み調査を実施する。
テキスト等教科書は使用しない。参考書については、講義中に紹介する。
成績評価出席[50%]、発表[50%]
その他
宗教学実習 担当:鈴木岩弓・木村敏明・山田仁史
6セメスター2単位月曜日4・5限
講義題目宗教調査の課題と方法
学習目標 (1)宗教調査の立案、準備、実施、資料整理、発表の技法を身につける。
(2)調査を通じて「活きた宗教」に対する理解を深める。
授業内容   本授業では、宗教調査の方法とスキルについて講義を通して学習し、、山形県西置賜郡小国町において実施する共同調査に参加する。 受講者は、数人のグループに分かれ、調査計画立案から文献・フィールド調査・成果発表を行い、 四泊五日程度の泊まり込み調査を実施する。
テキスト等教科書は使用しない。参考書については、講義中に紹介する。
成績評価出席[50%]、発表[50%]
その他
キリスト教史 担当:木村敏明 (准教授)
6セメスター2単位水曜日2限
講義題目世界の中のキリスト教
学習目標 (1)キリスト教とその歴史に関する基本的知識を身につける。
(2)キリスト教の多様性とダイナミズムを理解する。
授業内容   本講義では二千年にわたるキリスト教の歴史を、「多様性」と「ダイナミズム」をキーワードとしながら概観する。
  1.はじまりはユダヤから@:ユダヤ教
  2.はじまりはユダヤからA原始教団
  3.アジアのエピソード@シリア、コンスタンティノープル
  4.アフリカのエピソード@:正統と異端、アウグスティヌス
  5.ヨーロッパのエピソード@ローマ帝国とキリスト教
  6.ヨーロッパのエピソードA:中世キリスト教
  7.ヨーロッパのエピソードB:宗教改革
  8.ヨーロッパのエピソードC啓蒙の時代、世界戦争と戦後世界のキリスト教。
  9.ラテンアメリカのエピソード@:征服者としてのキリスト教。改宗と融合。
10.北アメリカのエピソード@:建国期のキリスト教。大覚醒。デノミネーション。
11.アフリカのエピソードA:植民地と宣教。土着的キリスト教。アパルトヘイト。
12.アジアのエピソードA:アジア宣教。日本におけるキリスト教。
テキスト等教科書は使用しない。参考書:松本宣郎(編)、『キリスト教の歴史』1および2、山川出版、2009年
成績評価筆記試験[80%]  出席[20%]
その他
人文社会序論 担当:木村敏明 (准教授)
2セメスター2単位木曜日2限
講義題目宗教学入門
学習目標 宗教学でとりあげられる基本的テーマについて理解する。 フィールドワークを通して宗教の活きた現場に触れる。
授業内容   この講義では、宗教学の基本的なテーマについて、発表と討論の形式をとりいれながら学んでいく。授業で取り上げられるテーマは以下のようなものがある。アニミズム、霊と神、神話、キリスト教、仏教、イスラーム、「日本の宗教」、修行、聖なるもの、巡礼、ファンダメンタリズム、神がかり、スピリチュアルなど。また、十二月中旬には簡単なフィールドワークをおこなう予定である。
テキスト等 教科書として、井上順孝著『フシギなくらい見えてくる! 本当にわかる宗教学』(日本実業出版社、1575円)。 要購入。
成績評価出席(20%)、討論への参加状況(20%)、 学期末レポート(授業にかかわるテーマを自由に設定し論じる。60%)により評価する。
その他

研究科開講科目

宗教人類学特論 担当:山田仁史 (准教授)
2学期2単位火曜日1限
講義題目神話研究の基礎:諸テーマと諸地域
学習目標 ・各地の神話に見られる共通テーマの存在と、それらの研究史・基礎研究を理解する。
・諸地域の神話における原語テクストの(再)発見・翻訳・比較の歩みと研究手法を学び、応用を試みる。
授業内容   世界諸地域の神話には、さまざまな共通テーマが見出される。本講義ではそのうち代表的なものを9つ採り上げ、それらの研究史・基礎資料を論ずる。また3回分は、昨年度までの講義で十分に扱うことのできなかった諸地域について、神話の原典と翻訳資料を紹介する。以下のような構成で進める予定。
1 はじめに:神話とは何か
2 洪水神話
3 洪水と楽園喪失
4 死の起源神話
5 新大陸の神話:マヤ・アステカ・インカ
6 天地分離の神話
7 天体の神話
8 異郷との交流:羽衣型と浦島型
9 旧大陸の神話:スラヴ・コーカサス・サーミ
10 火と作物の起源神話
11 犬祖・始祖・建国神話
12 英雄の神話と叙事詩
13 インド=太平洋をめぐる神話:オセアニア・ラオス・マダガスカル
14 おわりに:現代宗教研究における神話の意義
テキスト等教科書は使用しない。以下は参考書(入手は任意)。 大林太良/伊藤清司/吉田敦彦/松村一男(編)『世界神話事典』(角川選書;375)東京:角川書店、2005;
成績評価毎回のフィードバック(出席確認を兼ねる。20%)と学期末レポート(原語テクストに基づき神話を論じる。80%)により評価する。
その他
宗教学特論T 担当:木村敏明 (准教授)
1学期2単位水曜日1限
講義題目自然災害と宗教
学習目標 自然災害を題材に現代社会における宗教の役割について考える。
授業内容   突然にやってきて人々の日常生活の基盤を突き崩してしまう自然災害。 被災者たちや周囲の人々がが災害を受け止め、生活を立て直す中で、宗教はいかなる役割を果たしてきたのか。英国の宗教学学術雑誌Religionが2010年10月号で”Religions,Natural Hazards and Disasters”の特集を組んだことからもわかる通り、宗教学における自然災害研究は急速に進められつつある。今学期の授業では「脆弱性」概念の導入で大きな転機を迎えた自然災害研究とその中における宗教学の役割について最新の論文を紹介しながら考察していく。
テキスト等教科書は使用しない
成績評価レポート[80%]  毎回の授業で出席を兼ねて書いてもらうミニッツペーパー[20%]
その他
宗教学特論U 担当:鈴木岩弓 (教授)
2学期2単位水曜日1限
講義題目死の宗教民俗学
学習目標 (1)宗教民俗学的視点を理解する。
(2)文化論的視点からの死を理解する。
(3) 宗教学的“ものの見方”を理解する。
授業内容       1.問題の所在
   2.死とは何か
   3.霊・肉・骨
   4.生者と死者の出会う空間
   5.生者と死者の出会う時間
   6.死の受容
   7.まとめ
テキスト等 ・教科書は使用しない。
・参考書に関しては講義中に適宜指示する。
成績評価リポート[80%]  +α、αについては最初の時間にコメントをつける[20%]
その他「人文社会科学総合」の「臨床死生学」(一学期)「死と宗教心理」(二学期)も併せて履修することが望ましい。
宗教学特論U 担当:池澤優 (非常勤講師)
6セメスター(集中)2単位
講義題目古代中国・中世の死生観―”死者性の転倒”を中心に
学習目標 祖先崇拝や死者儀礼を中心に、中国の宗教に関する基礎的知識を得ると同時に、その中における死者観、他界観の変化に関する情報を獲得し、あわせて最近の出土資料に関する知見を得る。
授業内容   中国の古代から中世にかけての死生観、他界観、死者観<の変遷について講じる。
中国の古い時代(殷・西周時代、紀元前8世紀まで)の宗教は「天(帝)」という最高神の崇拝を軸に、それと関わる形で祖先崇拝を主要な活動とし、人間は死後、「天」に昇るという天上他界観が信じられていた。しかし、その信仰は戦国時代(紀元前5〜3世紀)に大きく変化する。現世に災いをもたらす非業の死者が語られ、前漢時代(紀元前2〜1世紀)には官僚制的な地下の冥界が信じられるようになった。後漢時代(紀元後1〜2世紀)には死者が冥界で苦しむというイメージが一般化する。六朝時代(3〜6世紀)の仏教や道教による死者救済の儀礼には、実はその前史として、死者イメージの変化(ちからある先祖から苦しむ死者への変化)があったのである。
本講義では、中国の古代から中世にかけての死者イメージの変遷を、主として出土資料を用いることで論じたい。私用する資料は以下のようなものである
 ・殷代の甲骨文
・西周、春秋時代の金分
・戦国時代の『卜筮祭祷簡』『日書』
・前漢時代の告地策
・後漢時代の画像石、墓券、鎮墓瓶、墓碑
・六朝時代の造像銘
テキスト等当方で資料を配布する。
成績評価レポートによる。
その他
宗教学研究演習T 担当:鈴木岩弓 (教授)
1学期2単位火曜日3限
講義題目宗教学の古典を読む
学習目標 (1)原書を通読することで、Marettの主張を理解する。
(2)それぞれの問題意識から、Marettの主張を批判的に検討する。
授業内容   一時間目に担当を決め、以下の章に沿って、輪読する。
 1. Pre-Animistic Religion
2. From Spell to Prayer
3. Is Taboo a Negative Magic?
4. The Conception of Mana
テキスト等 R. R. Marett, The Threshold of Religion (2nd ed.), Methuen & Co., 1914
参考図書に関しては、授業中に適宜指示する。
成績評価担当部分の発表(50%)と討論への参加状況(50%)
その他
宗教学研究演習U 担当:鈴木岩弓 (教授)
2学期2単位火曜日3限
講義題目宗教学の古典を読む
学習目標 (1)原書を通読することで、Marettの主張を理解する。
(2)それぞれの問題意識から、Marettの主張を批判的に検討する。
授業内容   前期同様、担当を決めて輪読する。
5. A Sociological View of Comparative Religion
6. Savage Supreme Beings and the Bull-Roarer
7. The Birth of Humility
8. In a Prehistoric Sanctuary
テキスト等 R. R. Marett, The Threshold of Religion (2nd ed.), Methuen & Co., 1914
参考図書に関しては、授業中に適宜指示する。
成績評価担当部分の発表(50%)と討論への参加状況(50%)
その他
宗教学実習T 担当:鈴木岩弓・木村敏明・山田仁史
1学期2単位月曜日4・5限
講義題目宗教調査の課題と方法
学習目標 (1)宗教調査の立案、準備、実施、資料整理、発表の技法を身につける。
(2)調査を通じて「活きた宗教」に対する理解を深める。
授業内容   宗教調査の実際を、山形県西置賜郡小国町において実施する共同調査により学ぶ。 受講者は、数人のグループに分かれ、調査計画立案から文献・フィールド調査、そして成果の発表といったプロセスを一通り体験する。 夏季休業中に、四泊五日程度の泊まり込み調査を実施する。
テキスト等教室で適宜指示する。
成績評価出席[50%]、発表[50%]
その他受講希望者が多数にのぼる時は人数制限を行う場合がある。
宗教学実習U 担当:鈴木岩弓・木村敏明・山田仁史
2学期2単位月曜日4・5限
講義題目宗教調査の課題と方法
学習目標 (1)宗教調査の立案、準備、実施、資料整理、発表の技法を身につける。
(2)調査を通じて「活きた宗教」に対する理解を深める。
授業内容   宗教調査の実際を、山形県西置賜郡小国町において実施する共同調査により学ぶ。 受講者は、数人のグループに分かれ、調査計画立案から文献・フィールド調査、そして成果の発表といったプロセスを一通り体験する。 四泊五日程度の泊まり込み調査を実施する。
テキスト等教室で適宜指示する。
成績評価出席[50%]、発表[50%]
その他受講は原則として、今年度前期受講生に限る。

最終更新日:2012/11/20