2001年日本思想史夏季セミナー・要旨


先に、『日本思想史学』(2002年)の〔提言 日本思想史学の成立と展開」をめぐって〕(藤原暹氏)において、『年報日本思想史』(創刊号・日本思想史研究会・2002年)に掲載した2001年日本思想史夏季セミナーが紹介されました。その後、同セミナーの内容、とりわけ『年報』における記載についての問い合わせが少くなかったので、ここにセミナーの報告要旨および質疑等に関する部分をPDFファイルとして提供いたします。御勘考の一助とならんことを希望します。

2001年日本思想史夏期セミナー
テーマ「日本思想史学の成立とその特質」
高橋章則「書物」は何を語りかけるのか―「読書の文化史」から「読書の思想史」へ
渡辺和靖保田與重郎における「血統」観念の形成
田尻祐一郎「神話」と「公共性」―津田左右吉の「国民」論
見城悌治近代日本における「偉人」表象とその思想史学的検討―『日本及日本人』誌上および三宅雪嶺の人物論を中心に
大川真全体討論

2001年日本思想史夏季セミナー(『年報日本思想史』創刊号64〜67頁)