!!!『社会学研究』第77号第(2005年8月31日) !!特集「社会階層と不平等への多様なアプローチ」            *「現代日本社会と新しい不平等―「社会階層と不平等研究教育拠点」開設記念講演から」 (原 純輔)    *「階層帰属意識に及ぼす地域効果の再検討―階層線形モデルの可能性と限界」(三輪 哲・小林大祐)                            *「ライフヒストリー法リバイバルと階層研究からの出発―D・ベルトーの展開」 (小林多寿子)       *「自己組織的不平等の理論に向けて―エージェント・ベースト・モデルと社会階層研究」 (佐藤嘉倫)    〈論説〉 後期パーソンズの宗教社会学の視座       西山 宝恵   ―伝統宗教から新しい宗教性へ― カント的構成主義から政治的構成主義へ     板橋 亮平   ―ジョン・ロールズにおける道徳的本質の存在― 参加理由から見るイラク戦争抗議運動      山本 英弘   ―質問紙調査における自由回答の分析から―    〈書評〉 佐藤嘉一著『物語のなかの社会と   山田 富秋 アイデンティティ   ――あかずきんちゃんからドストエフスキーまで』 帯谷博明著『ダム建設をめぐる         宮内 泰介              環境運動と地域再生        ――対立と協働のダイナミズム』 !!特集 「パーソンズの知的遺産」 *「巻頭言 パーソンズ研究の現在」 (高城和義) !!論説 *「後発産業社会における社会移動の趨勢とパターン―日本と韓国の社会移動にみられる相違と類似」 (三輪 哲) *「信頼論の再構築―信頼の一般的定義とその諸基礎の区別に基づいて」 (安達智史) *「ノーマン・K・デンジンにおける「文化批判」の問題構制―『シンボリック相互行為論とカルチュラル・スタディーズ』を中心に」 (新田貴之)  *「コミュニケーション的社会編成の論理における感情の位置―アダム・スミスの道徳理論における「感謝」と「憤慨」をめぐって」 (牧野友紀) !!書評 *ジョン・アーリ著(吉原直樹・大沢善信監訳)『場所を消費する』 (評者 毛利嘉孝) *伊藤守・渡辺登・松井克浩・杉原名穂子著『デモクラシー・リフレクション―巻町住民投票の社会学』 (評者 帯谷博明)