!!!松田 大弘 (MATSUDA Tomohiro) 工芸研究における社会学的な方法論の位置づけを行い、研究対象として「こけし」を分析する。 第1に、社会構築主義とニクラス・ルーマンの芸術システム論の理論研究を行うとともに、ハワード・S・ベッカーとピエール・ブルデューの芸術論を検討する。 第2に、こけしに関する例会誌や文献を通して、こけしに対する人々の言説を分析する。 第3に、こけし制作者と収集家に対してのインタビュー調査と現地でのフィールド・ワークを行う。