!!!菅野 仁 (KANNO Hitoshi) {{img kanno.jpg,"align='right' border='1px'"}}1960年、宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部卒。専門は、社会学思想史・コミュニケーション論。 G.ジンメルやM.ヴェーバーといった社会学形成期の社会学者の理論の現代的意義を検討。 1989年、東北大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得。東北大学文学部助手、青森公立大学経営経済学部助教授、宮城教育大学教育学部助教授などを経て、現在、宮城教育大学教育学部教授。 現在は、専門研究から得た知見をベースに、「社会を考えること」が私たちにとって、今、どんな形で必要とされているのか、私たちが「自分の問題」として社会について考えるためには、どんな物の見方をしたらよいのかなどについても考察している。こうした問題を「〈私〉から「社会」へのルート探し」と呼び、そして「コミュニケーション不全」「センシティブな自我」といったキーワードを手がかりに、さまざまな人びととともに考察を深めている。 サブテーマとして、東北農村を中心に農村家族や地域興しの現状などについて、聞き取り調査を中心にしたフィールド・ワークを行っている。 !!主要業績 !論文 *2006,「現代社会におけるコミュニケーション問題への基礎視角―ジンメル「よそ者」論のコミュニケーション論的位置づけ」『九州コミュニケーション研究』第4号. *2006,「ジンメル的視点からみた「地域活性化事業」―〈異邦人〉としての福島県昭和村・織姫」『ジンメル研究会会報』第11号. *2006,「伝統技術工芸の伝承と地域社会―苧麻を素材とした織物生産の事例」『福島大学地域創造』第17巻第2号.(共著) *2003,「〈私〉から「社会」へ―社会学的「教養」としてのジンメルの可能性」『ジンメル研究会会報』第8号 *2000,「コミュニケ−ション問題としての〈ほんとうの私〉探し−G.ジンメルの「自我論」に依拠しながら」『社会学研究』第67号. !単著 *2005,『愛の本 韓国語版』(弘益出版社).  *2004,[[『愛の本―他者との〈つながり〉を持て余すあなたへ』]]PHP研究所. *2003,[[『ジンメル―つながりの哲学』]]NHKブックス. !共著 *2006,『いまこの国で大人になるということ』紀伊国屋書店. *1998,『はじめての哲学史』有斐閣. *1997,『現代社会学とマルクス』アカデミア出版会. *1996,『「近代」と社会の理論』有信堂. *1995,『行為と時代認識の社会学』草風社. !調査報告書 *2006,『伝統工芸技術をテーマとする「地域活性化事業に関する社会学的研究』(平成16-17年度科研費(基盤研究C)).(共著) *1997,『昭和恐慌期・戦時体制期における村落と農民支配に関する実証的研究』(平成6-8年度科研費(一般研究C)).(共著) *1995,『東北における女性の進出の促進に関する調査研究報告書―東北の女性の就労について』(財)東北研究開発センタ−.(共著) *1995,『地域社会と生活リアリティ―青森県平賀町内一集落の事例』青森公立大学地域生活研究会.(共著) !!リンク *[現象学研究会|http://www.phenomenology-japan.com/] *[宮城教育大学|http://prc.miyakyo-u.ac.jp/] **[教員紹介 菅野仁|http://prc.miyakyo-u.ac.jp/cgi-bin/KyouinDB/KDB.cgi?id=38&mode=sansyou] !!研究カテゴリ {{category コミュニケーション論,ジンメル研究}}