和泉 浩 (IZUMI Hiroshi)
1972年生まれ。専門は、理論社会学、音楽社会学、地域社会学、都市空間論。2001年、博士後期課程修了。博士(文学)。現在、秋田大学教育文化学部准教授。
現在の研究関心
- 地域の歴史、景観、環境、シンボルなどと地域のアイデンティティ(地域らしさ)の形成についての研究
- 「近代」の諸問題と芸術、とくに音楽(いわゆるクラシック音楽)についての研究
主要業績
論文
- 2006,「デヴィッド・ハーヴェイ―社会-空間のメタ理論」 加藤政洋・大城直樹編 『都市空間の地理学』ミネルヴァ書房.
- 2003,「仙台における都市の呼称と都市アイデンティティ」『日本都市学会年報』36: 99-106.
- 2003,「仙台の歴史的環境としての「杜の都」」『仙台都市研究』2: 35-47.
- 2002,「「杜の都」としての仙台の歴史形成」『東北都市学会研究年報』4: 56-69.
- 2002,「仙台市と「杜の都」の呼称―仙台市のまちづくりの理念としての「杜の都」」『仙台都市研究』1:34-43.
- 2002,「音楽の合理化―マックス・ウェーバーの『音楽社会学』における近代音楽の二重の合理化について」『社会学評論』51: 54-69.
- 2002,「西洋近代音楽における「合理化」と身体」『ソシオロジ』 144: 3-18.
- 2001,「ウェーバーとニーチェの音楽論」『社会学年報』 30: 81-98.
- 2000,「砂漠・都市・芸術」『社会学年報』 29: 93-110.
- 2000,「「空間」と「持続」―アンリ・ベルクソンにおける空間と主体について」『空間・社会・地理思想』5: 2-9.
単著
- 2003,『近代音楽のパラドクス−マックス・ウェーバー「音楽社会学」と音楽の合理化』 ハーベスト社.
翻訳
- 1999, デヴィッド・ハーヴェイ著『ポストモダニティの条件』青木書店(吉原直樹と共訳)
- 2006, ジョン・アーリ著『社会を越える社会学―移動・環境・シチズンシップ』法政大学出版局(共訳、第1章担当)
Last Modified: 2007年07月18日 00時56分33秒
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