教授
名前 | 研究テーマ | 主な研究業績 |
大野 晃嗣 (Ono Koji) | 明清官僚制度史 |
【論文】
- 明朝と豊臣政権交渉の一齣-明朝兵部発給「箚付」が語るもの-(『東洋史研究』 78(2) 129-157 2019)
- New Light on Tohoku University Library’s Collection of Chinese Stone Rubbings(『How to Learn?:Nippon/Japan As Object, Nippon/Japan As Method』、2017)
- 明代の会試執事官体制の変遷について――外簾四所の人事とその変革を中心に(『東北大学東洋史論集』12、2016)
- 景泰天順兩朝的政權運營與科舉――從景帝即位至英宗復辟(『科舉與科舉文獻國際學術研討會論文集』上、2011)
- 明代會試考官初探──以『會試録』爲中心(『第八屆科舉制與科舉國際學術研討會論文集』、2011)
など
【国際発表】
- 一場明朝与豊臣政権的交渉―従明朝兵部所発行的“箚付”説起(第7届中国古文書学術研討会、中国社会科学院歴史研究所・河北師範大学主催、2018年)
- 所謂「明国劄付」について―明朝と豊臣政権交流の一コマ(浙江大学歴史系講座、浙江大学主催、2017)
- 明朝の政策と清朝によるその継承についての一考察(東北大学東北アジア研究センター創設20周年記念企画国際シンポジウム「東北アジア:地域研究の新たなパラダイム」、2015)
など
【出版物】
- 大学で学ぶ「東洋史」(東北大学文学部編『人文社会科学の未来へー東北大学文学部の実践ー』、東北大学出版会、2022)
- 科挙研究の現状と「科挙学」(岡本隆司編『「共生」の空間──異文化の接触・交渉・共存をめぐる総合的研究』、京都府立大学文学部、2012)
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准教授
名前 | 研究テーマ | 主な研究業績 |
渡邉 英幸 (Watanabe Hideyuki) | 先秦・秦漢時代史 |
【論文】
- 秦の自己意識と他者認識 (『秦帝国の誕生―古代史研究のクロスロード―』 1-47 2020)
- 戦国秦の「邦」と畿内 (『東洋史研究』77(3) 、2018)
- 戦国秦の国境を越えた人びと―岳麓秦簡『為獄等状』の「邦亡」と「帰義」を中心に― (『周縁領域からみた秦漢帝国』、2017)
- 里耶秦簡「更名扁書」試釈―統一秦の国制変革と避諱規定― (『古代文化』 66巻(4号)、2015)
- 秦漢交代期における民・夷の帰属と編成(『歴史研究(愛知教育大学歴史学会)』 (59)、2013)
など
【国際発表】
- 秦人の自他認識―統一以前の秩序観の諸相(第63回国際東方学者会議シンポジウムⅡ「秦帝国の誕生―英語圏の研究者との対話」、2018、日本教育会館)
- 戦国秦的内史与郡県制(第六屆出土文献青年学者論壇、2017、中国人民大学)
など
【口頭発表】
- 秦統一前後の「邦」と畿内(東洋史研究会、2016)
- 戦国秦の国境を越えた人びと──岳麓秦簡に見える「邦亡」「歸義」「降」を中心に──」(東北中国学会、2015)
- 秦始皇帝期の避諱について(愛知教育大学歴史学会、2013)
- 里耶秦漢「更名扁書」試釈(東北史学会、2013)
- 秦楚漢交代期の民の帰属と編成──張家山漢簡『奏讞書』の事例を中心に(愛知教育大学歴史学会、2011)
など
【出版物】
- 戦国秦の内史に関する覚書(高村武幸編『周縁領域からみた秦漢帝国2』六一書房 2019年)
- 中華意識の形成―先秦史(津田資久, 井ノ口哲也編著『教養の中国史 』ミネルヴァ書房 2018年)
- 『古代〈中華〉観念の形成 』(岩波書店 2010年)
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助教
名前 | 研究テーマ | 主な研究業績 |
陳 穎 (Chen Ying) | 明代官僚制度史 |
【論文】
- 明代前中期の朝覲考察の変遷について――地方官への人事評価を中心として――(『歴史』138、2022)
- 明代の考察制度について――在京四品以上の大臣の自陳致仕を中心として――(『集刊東洋学』117、2017)
【国際学会】
- 近世東アジア海域の外交研究に関する一潮流――日本現存の古文書史料を対象とした――(第三回東北大学―南開大学学術交流会国際日本学フォーラム、東北大学、2019)
- 日本における近三十年の明清史研究の動向について(第二回東アジア日本研究者協議会国際学術大会、中国・南開大学、2017)
【口頭発表】
- 万暦年間の京察について―辛亥京察を手がかりに―(2023年度東北史学大会、2023)
- 明代嘉靖二十年代における府州県官考察の実態について(2021年度東北史学大会、2021)
- 明代嘉靖年間における地方官考察の実態についてー『吏部考功司題稿』を手がかりとしてー(2021年度明清史夏合宿、2021)
- 明代の朝覲考察について――評価基準としての「考語」を中心に(2018年度東北史学大会、2018)
- 明代文官致仕制度について(第65回東北中国学会、2016)
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