博士課程3年　　海野　啓之

【略歴】

　東北大学文学部人文社会学科卒業

　東北大学大学院文学研究科博士課程前期修了

　東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学

　東北大学大学院文学研究科助手任期満了

　東北大学大学院文学研究科博士課程後期在学中

【研究テーマ】

　仏教美術史

【主要業績】

　「醍醐寺三宝院弥勒菩薩坐像についての一解釈―弥勒の図像をてがかりに―」　『美術史』第163冊、美術史学会、2007年10月

　「平安時代後期から鎌倉時代における仏菩薩像光背に関する研究」　『鹿島美術研究』年報第26号別冊、2009年11月

　「仏像光背と祈りの構造―平安後期「飛天光」と平等院鳳凰堂」　『美術史学』第30号、東北大学大学院文学研究科美術史学講座、2010年3月

　「弥勒彫像荘厳具にみる平安後期・鎌倉時代の弥勒信仰―醍醐寺三宝院弥勒菩薩像光背における空間的位相」　（研究代表者　泉武夫　平成19〜平成22年度科学研究費補助金基盤研究（B）　研究成果報告書『兜率天往生の思想とそのかたち』所収　2011年4月）

　「「笈分／負別如来」考―快慶伝承の一例として―」　（『論集・東洋日本美術史と現場―見つめる・守る・伝える』所収　竹林舎　2012年5月）

　「仏像光背考――＜ほとけ・像・人＞の場と空間」（『空間美術叢書１　痕跡と叙述』所収　岩田書院　2013年11月）