過去の就職例を調べると,まず文学部の一般的傾向と同様,高校などの教員(英語・国語)や公務員(宮城県,仙台市など)になるケースが多いようです.民間では,マスコミ(出版社,通信社),情報・教育関連企業のほか,最近の例として,メーカー,地方銀行,製薬会社,システムエンジニア,プログラマ,総合商社,外食産業などへの就職実績があります.ドイツ文学であるから特定の職種と相性が悪いといったことはありません.

 もちろん,外交官試験を受ける,外資系(ドイツ系)の企業にアプローチする,ドイツ語関連の専門的な翻訳者を目指すといった形で,「ドイツ語圏」に関わる求職活動を行うことも可能です.ドイツ語はヨーロッパ(EU)域内においては有力な言語であり,学生は求職に当たってその能力をアピールできるという利点があります.

 研究職(大学の教員など)を目指す場合は,大学院の博士課程まで進み,博士号を取得することが必要条件となります.

 かつては,文学部と就職は無関係というような「高踏的」態度が見られましたが,現在ではそういうことはありません.教官も,可能な限り学生の就職活動を支援するよう心がけています.

※写真は研究室の先輩(内定者)の体験談を聞く就職活動談話会のようす(2010. 6. 25.).


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