朴沢文書目録 東北大学大学院文学研究科 日本史研究室

14.しやうくう譲状写 ( →翻 刻 )

年月日 けんかう(元亨)2(1322)年6月11日
差出所/位署 → 宛所 しやうくう→まこさつ御前
法量 (タテ×ヨコ)cm
備考 竪紙。新写。

【しやうくう譲状写】

(袖裏書)「(包紙表書)元弘二年安堵状       朴沢数之助」

ゆつりわたす□□□より□□
  へぬきのこほりのうち、たろうの
  むらいや二郎やしき、ゑとりき□□□
  たやしき、しん二郎さいくやしき、し□
  さいけ、あハせてた五ちやう、さいけ五う、
  一おハりのくにとくしけのほうのうち、
  めうれんきうにた一ちやう、はたけ一ちやう、
  しゝさかいふんミやう也、
みき、このところハちうたいさうてんのし
りやう也、一したるによて、さしまの女し
まこさつ御せんに、ゑいたいをかきてゆつり
あたうるところしち也、もしこなくハ、か
みにしさいを申て、そうにきしん申
へし、たのいらんさまたけあるへからさる
ところ也、よてのちのせうもんのために
しやうくたんのことし、

  けんかう二年六月十一日 ふちわらの女
              ほうミやう (花押影)
                 しやうくう


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