国史スポーツ                     2000年11月27日
 
日本史研究室7年ぶり9度目の優勝!
伝統の「国史野球」復活
 
 (写真=試合後の記念撮影におさまる栄光のナイン。前列左から鈴木誠・小谷・高橋・佐藤(監督)・青山・赤木、後列左から徳竹・油井・飯塚・吉田・大谷・小野・田中(マネージャー))。   
〈2000年度文学部野球大会決勝〉日本史9−3日本語教育学◇26日◇川内北Cグラウンド
2000年度文学部野球大会決勝戦、日本史対日本語教育学戦は、序盤一点を争う決勝戦にふさわしい緊迫した試合となったが、終盤足を絡めた攻撃で着実に加点した日本史が9対3で粘る日本語教育学を振り切り、今世紀最後の文学部野球大会を制した。日本史研究室の優勝は1993年(当時は国史研究室)以来7年ぶり9度目。 
日本史は2回裏一死二三塁から小野の遊ゴロの間に二塁走者の徳竹が一挙に生還するなどノーヒットで3点を先取。ところが4回表に先発青山が2安打3四球と守備の乱れで3点を失い、今大会はじめて同点に追いつかれる苦しい展開。しかし続く一死満塁のピンチを連続三振で切り抜けると流れは日本史へ。4回裏には一死後振り逃げで出塁した佐藤が二盗・三盗を決めると、小野の遊ゴの間に生還して再びノーヒットで勝ち越し。五回には青山の三塁打、六回には小谷・青山・大谷の3本の長短打で着実に加点して勝負を決めた。先発青山は4回まで6四死球と制球に苦しんだが、5回以降立ち直り12奪三振の完投。 
圧倒的な攻撃力を誇った今年の日本史研究室だが、決勝戦は出塁した走者が盗塁で次々進塁して敵失や内野ゴロの間に加点するという伝統の「国史野球」で勝利し、7年ぶり9度目の栄冠に輝いた。今回の優勝メンバーのほぼ全員が残る来年は1992・93年以来の連覇を目指す。 
監督談話
「決勝戦はやっぱり簡単には勝たせてくれなかったが勝ててうれしい。最後が国史野球部らしい戦いだったことも印象的。ここまで来れたのは忙しい中出場してくれた選手と応援のみなさまのおかげです。本当にありがとうございました」

2000年度文学部野球大会 公式記録
決勝戦 日本史対日本語教育学
11月26日(日)13時〜 川内北キャンパス野球グラウンド
日本語教育学
日本史 ×
(打撃成績) 
打率
(8) 赤木 (4年) 四球 三振 遊飛 二飛 .462
(6) 小谷 (3年) 四球 遊飛 四球 左3 .444
(1) 青山 (3年) 三ゴ 三飛 中3 左安 .400
(5) 鈴木誠 (OB) 左飛 右安 投ゴ 二飛 .250
(3) 大谷 (3年) 四球 三飛 投ゴ 右安 .300
(2) 高橋 (4年) 二飛 三飛 遊ゴ失 三ゴ .250
(9) 佐藤 (D2) 四球 振逃 四球 .000
(4) 徳竹 (3年) 三失 四球 左安 .500
(7) 小野 (2年) 遊ゴ 遊ゴ 一ゴ .300
チーム 26 .344
 
(投手成績)
回数 打者 安打 四球 死球 三振 失点 自責点 防御率
青山 31 12 0.56
※打率・防御率は4試合のトータル、防御率は文学部ルール:自責点*5/投球回数で算出
 

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