堀裕(ほり ゆたか)准教授
学 位 博士(文学)
専攻分野 日本古代史
飛鳥期から平安期までの政治史・文化史を専門とする。おもに天皇と仏教の研究が中心である。
近年はアジアとの比較史・交流史や東北古代史の研究にも取り組んでいる。
主要業績 「長岡京造営組織と左京三条二坊一・八・九町」(『長岡京木簡二』向日市教育委員会、1993年)
「「門徒」にみる平安期社会集団と国家」(『日本史研究』第398号、1995年)
「護持僧と天皇」(『日本国家の史的特質 古代・中世』思文閣出版、1997年)
「天皇の死の歴史的位置―「如在之儀」を中心に―」(『史林』第81巻1号、1998年)
「死へのまなざし−死体・出家・ただ人−」(『日本史研究』第439号、1999年)
「智の政治史的考察−奈良・平安前期の国家・寺院・学僧−」(『南都仏教』第80号、2001年)
「法会に刻まれた古代の記憶―大供と大修多羅衆―」(『仏教史学研究』第46巻第1号、2003年)
「平安初期の天皇権威と国忌」(『史林』第87巻6号、2004年)
「奈良平安期における紀寺・l城寺の基礎的考察」(大阪樟蔭女子大学『論集』第45号、2008年)
「平安期の御願寺と天皇―九・十世紀を中心に―」(『史林』第91巻1号、2008年)
「東大寺大仏と宮―大仏供起源考―」(『日本史研究』第569号、2010年)
「七〜九世紀の天皇の祖先祭祀―山陵・神宮・廟の関係史―」(『律令国家史論集』塙書房、2010年)