!!!松井 将大  日本の初等教育の現場とイスラームの宗教文化の間で生じる葛藤、共生について関心を抱くとともに、今後の日本社会の課題の一つとして捉えている。国内に滞在しているムスリム人口は明らかにされていないものの、インドネシア、マレーシアをはじめとしたイスラームが多数派を占める国からの滞日者数が増加傾向にあるなかで、ムスリム人口も同時に増え続けていくことが予想される。  そこで、ムスリム人口の増加が日本の初等教育の現場にもたらす反応と、共生・包摂に向けた試みについて考察していく。