Archive
文学研究科・文学部 Webアーカイブ
東北大学大学院
文学研究科・文学部サイトへ
ホーム>大学院文学研究科>教員のよこがお

教員一覧

教員のよこがお

文化科学 中国文化学 中国語学中国文学

佐竹 保子
教授佐竹 保子
さたけ やすこ

博士(文学)。
東北大学文学部卒。同大学院博士課程前期・後期修了。北京大学中国語言文学系高級進修生修了。 東北学院大学、鳴門教育大学、東北大学助教授を経て現職。
専攻は中国古典文学、漢魏六朝文学。著書に『西晋文学論』、 訳書に『詩の芸術性とはなにか』(北京大学袁行霈教授『中国詩歌芸術研究』上編の訳)など。
[主要担当科目]中国文学概論、中国文学基礎講読、中国文学演習

研究者データベース

「1を聞いて10を知る」ってなあに?

1を聞いて10を知る

 幼いころ習った『論語』に、孔子の弟子の顔回のおはなしがありました。 おっとり口下手、ぼんやり昼行灯の若者だけれど、じつは「1を聞いて10を知る」人だと。
 大人になって、気付きました。10を知らないと、1が分からないのだ、と。
 認識は構造的なものです。昼行灯の顔回は、黙っていろんなことを見つめて、 9の事柄をバラバラに頭に入れていたのでしょう。ある日、孔子から「1」を聞きます。その途端、バラバラだった10のかけらが立ち上がって、 ジグソーパズルのようにかっちりと組み合わさり、そしてみごとな完成体を造りだしたのです。
 その時の感激!興奮!快感!!
 研究者も、時おり似た経験をします。 研究者とはたぶん、その快感にとり憑かれたジャンキー(中毒患者)なのでしょう。
 その快感を分かち合いつつ、あなたも文学研究の「不思議のまち」に行ってみませんか。 そこに、あなたにだけ見える「ハク」や「カオナシ」や「坊」が居ることでしょう。