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教員一覧

教員のよこがお

文化科学 インド文化学 インド学仏教史

助教 尾園 絢一
おぞの じゅんいち

博士(文学)
同志社大学経済学部卒業後、東北大学大学院文学研究科インド学仏教史博士課程修了。 ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生(PD)としてヴュルツブルク大学比較言語学講座にて研究に従事、 東北大学大学院文学研究科専門研究員を経て現職。
専門はインド学

手順を尽くすということ

 私の研究テーマはパーニニ(紀元前4世紀頃)という文法学者が遺した、最古のサンスクリット文法書です。 これは文法規則を正しい順序で適用すると正しい語形が導き出されるように構成された、 一種のプログラミングといえます。 したがって適用する文法規則は正しくても適用する順番を誤ると不適切な、あるいは意図しない語形が導き出されます。
今はあまり趣味に時間が取れていませんが、囲碁を碁会所(ドイツにいた時はカフェ)で打つのが趣味でした。 碁(特に詰碁)においても、たとえ筋・急所に石を置いたとしても手順や石を利かすタイミングを誤るとうまくいきません。 私の研究も碁も,そうした手順を知恵を絞って考えるところに面白さがあるように思います。 碁や将棋、チェスのようなゲームは運や偶然に左右される部分が他のゲームと比べると少ないと思います。 なので、碁を打ったり、人の対局を見たりしていると、 「どんなに慎重に判断しても、人はどこかで間違うようにできている」ということを痛感させられますが、 ポカやミスに懲りも反省もせずにヘボ碁を楽んでいます。