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教員一覧

教員のよこがお

歴史科学 美術史学 イタリア語

准教授FONGARO Enrico
フォンガロ, エンリコ

イタリア、パドヴァ大学哲学科修了、京都工芸繊維大学大学院博士後期課程単位取得退学。南山大学宗教文化研究所非常勤研究員を経て現職。
専攻は哲学・美学、イタリア語教育。著書・翻訳書に"Uno studio sul bene"(西田幾多郎「善の研究」)、 "Luogo"(同「場所」、いずれもイタリア語翻訳、解説)、「イタリア語スピーキング」など。
[主要担当科目]イタリア語(初〜上級)、美学・美術史研究演習など

芸術と言語の迷路

 例えば、バッハのコラールの素晴らしい調和。 シモーネ・マルティーニの時間が止まったかのような清らかな雰囲気。 耳と目だけで十分にそれを理解できると考える人もいるでしょう。 しかし、外国人の心の中でも松尾芭蕉の俳句の美しさが響くように、 すくなくとも「翻訳」が必要となり、ことばの役割も考えなければなりません。
 世界中の人々の心を打つ力を持つ芸術作品をより深く理解するためには、 外国語の壁を乗り越え、作品の背景にある文化と言語を知ることが不可欠になります。 そのときには、自分自身を失って自分自身を見出す、 言語と文化の迷路に入る体験が必要になるかもしれません。 イタリア語を学ぶことで、 近代ヨーロッパ文化の源流の一つとなったイタリアの文化や芸術に近づくきっかけを得て、 なるべく多くの方々が実際にヨーロッパに出かけていくようになることを願っています。

芸術