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教員一覧

教員のよこがお

実践宗教学寄附講座

高橋 原
准教授高橋 原
たかはし はら

博士(文学)
東京大学文学部宗教学科卒業、同大学人文社会系研究科博士課程修了。東京大学文学部宗教学研究室助教などを経て現職。
専攻は宗教心理学、近代日本の宗教学や知識人による宗教運動など。
著書に『ユングの宗教論―キリスト教神話の再生』(専修大学出版局)など。
〔主要担当科目〕宗教と心理 など。

しびれるセリフ

練習は根性、試合は勇気

「あいつは生涯でたった一人の俺の女だ。だから、あいつは俺のために生きなくちゃならねえ。…あいつと死んだお袋と、この二人だけにゃあ、迷惑かけても構わねぇんだ」。(『麻雀放浪記』1984)
 ギャンブルで負けたカタに恋人を売り飛ばした鹿賀丈史の台詞。学生時分はこんなのが格好良いと思っていました。
 それから二十余年。
「おとっつぁん、あて、ほんまのこと言ってみようか。あれ、苦し紛れにヤマ勘で打った手と違うか?そんな将棋打ってて、それでええのんか!おとっつぁん一生の望みは立派な天下の名人になること違うんか!あんなヤマ勘の手を打って、自分でも恥ずかしいことあらへんのか!」(『王将』1948)
 将棋始まって以来の奇手2五銀で関根名人を倒し、浮かれる坂田三吉(阪東妻三郎)に対して娘が言い放った台詞。こんなのに涙を流しているのは進歩がないのでしょうか。それとも成熟の証しでしょうか。