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クワトロセミナー

東北大学文系4研究科合同で、「東北大学文系4研究科人文・社会科学におけるクワトロセミナー」を定期的 に開催し部局横断的な研究交流を実施しています。
第16回目から、再び知の創出センターと連携して開催することとなりました。

次回のクワトロセミナー

2017年12月5日(第11回)→(第16回)

時間 16:20~17:50
会場 川内南キャンパス 文科系総合講義棟2階 203講義室
題目 文系軽視・理系偏重は日本を滅ぼす
講演者 佐和 隆光 (前滋賀大学学長・京都大学名誉教授)


第16回クワトロセミナーでは、2015年に人文社会系学部・大学院の廃止・転換を求める文科大臣通知が86国立大学長宛に届いたことを受け、現在京都大学名誉教授であり、滋賀大学学長でもあられた佐和隆光先生に文系軽視の問題についてご講演いただきます。佐和先生は、欧米の高等・中等教育では、古典の熟読玩味を通じて学生・生徒に人文社会系の知識を身に付けさせているため、文系軽視・理系偏重は日本が特有する悪しき伝統に他ならないと主張しておられます。さらに、日本の産業競争力が低落した原因は、過去半世紀近くに渡る「理系学部の教育の偏向、 人文社会知の軽視」ゆえのことであるとのことです。本セミナーでは、iPAD2の発表会でスティーブ・ジョブスが語った「心を高鳴らせる製品を生み出すには、技術だけではダメなんだよ。人文知と結びついた技術が必要なんだ」という言葉も紹介いただくと同時に、人文社会系の研究や学部がいかに重要かまた、文系軽視・理系偏重の主義がいかに様々な問題を引き起こしているか議論します。

2017年11月8日(第10回 )→(第15回)

時間 16:30 ~ 18:00
会場 川内南キャンパス 文科系総合講義棟2階 211小講義室
題目 日本学国際共同大学院の開設に向けて
講演者 尾崎 彰宏 (文学研究科 教授)


このたび、東北大学は、東京大学、京都大学とともに指定国立大学に指定されました。指定国立大学として東北大学では、人材育成・学生の獲得強化を重点目標に掲げ、国際共同大学院をはじめとした特色ある学位プログラムを拡充することとしております。その中心となるのが、「世界十指に入る学問領域」や「新学問領域」としての9つの国際共同大学院プログラムです。9つのプログラムのうち、文系で唯一開設するのが、「日本学国際共同大学院プログラム」です。
第15回クワトロセミナーでは、この日本学国際共同大学院プログラムの開設について、文学研究科の尾崎彰宏教授に講演いただきます。従来の日本学は、わが国では日本国内での問題関心から研究が進められ、他方、海外ではそれぞれの国の視点から日本の歴史・思想・芸術・社会・言語、サブカルチャー研究が行われています。そのため相互のベクトルに大きなズレがあり、それが多様性としてではなく、相互理解を阻む障壁となってきました。このような背景を踏まえ、地域研究としての日本学と社会の課題解決に資する人文社会科学としての「メタ日本学」(日本学とは何かを問う本質論)を柱としています。そして「支倉リーグ」というヨーロッパとの大学間ネットワークによって仙台発の日本学を構築する。つまり、「日本から見た日本学」と「世界から見た日本学」との「あいだ」に立ちあらわれるプラットフォームの構築を目指すものです。
価値観の衝突や、環境破壊などの現代の社会問題に対し、さまざまな場で果敢に挑戦する志の高い人材を育成するための日本学国際共同大学院プログラムが平成31年度から開始されます。本セミナーではプログラムリーダーである尾崎教授に、日本学国際共同大学院のプログラムの理念、概要、カリキュラムや参加学生への支援、そしてシンポジウムなどのこれまでの取り組みについて紹介、さらに新領域としての日本学について本プログラム開設の意義についてお話いただきます。

詳しくはこちらをクリック→   

お申し込み方法:第10回、11回とともにquattro_admin@ml.tohoku.ac.jp までお名前とご所属を記入して、メールでお送りください。 


過去のクワトロセミナー

2017年7月21日(第14回)

    
時間 16:30 ~ 18:00
会場 川内南キャンパス 文科系総合研究棟11階中会議室
題目 学術研究の公共性―人文社会科学がとりうる二つの戦略
講演者 原 塑(文学研究科 准教授)

第14回クワトロセミナーでは、近年の大学と研究の現状について、人文社会科学の観点から文学研究科の原塑准教授にご講演いただきます。大学の研究は、科学技術政策に大きく依拠しておりますが、人文社会科学分野に対して、現在の社会経済的問題の解決に貢献できるように、研究や組織を転換することが求められています。文学研究科内にも「科学・技術と心豊かな社会研究センター」が設置され、本センターは学際的研究を実施するための研究拠点としての役割を担うことが期待されています。しかし、このような攻めの戦略をとるだけでは、多くの学問分野は存続するのが困難になるため、旧来の学問分野を守るための戦略を、同時にとる必要があります。本セミナーでは、攻め・守り両方の戦略からもたらされる公共的利益について取り上げ、学術研究の社会的意義について議論します。

ポスター画像

第9回目~第13回目の詳細は知の創出センターのホームページをご覧ください

2015年6月25日(第8回)

    
時間 16:30 ~ 18:00
会場 川内南キャンパス 文科系総合研究棟11階大会議室
題目 人文・社会科学の歴史的方法
講演者 籠橋 俊光(文学研究科 准教授)
伏見 岳人(法学研究科 准教授)

2015年5月19日(第7回)

    
時間 16:30 ~ 18:30
会場 片平キャンパス 知の館(TOKYO ELECTRON House of Creativity)3階講義室
題目 帝国の基層 -西アジア領域国家形成過程の人類集団-
講演者 有松 唯 (学際科学フロンティア研究所助教)
討論者 三中 信宏(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
松木 武彦(国立歴史民族博物館教授)

2015年4月30日(第6回)

時間 16:30 ~ 18:00
会場 川内南キャンパス 文科系総合研究棟11階大会議室
題目 質的研究のすゝめ -単一事例研究と比較事例研究の作用再考-
講演者 福嶋  路 (経済学研究科 教授)
大畠 菜穂子(日本学術振興会 特別研究員(PD))

2015年2月28日(第5回)

時間 16:00 ~ 17:30
会場 川内南キャンパス 文科系総合研究棟11階大会議室
題目 人文学 (humanities) の立ち位置 ― 科学史・科学哲学の視点から ―
講演者 野家 啓一(教養教育院総長特命教授)

2015年1月14日(第4回)

題目 統計学のネクスト・ステージ ― 公共的社会科学における統計分析の実践と展開 ―
講演者 田中 重人(文学研究科准教授)
尾野 嘉邦(法学研究科准教授)
千木良弘朗(経済学研究科准教授)
司会/討論者 三輪 哲 (教育学研究科准教授)

2014年12月10日(第3回)

題目 東日本大震災後の人文社会科学 ― 何を学び、どのような投割を果たすのか ―
講演者 増田 聡 (経済学研究科教授)
青木栄一 (教育学研究科准教授)
松本行真 (災害科学国際研究所准教授)
討論者 新川達郎 (同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)
司会 河合晃一 (教育学研究科特任助教)

2014年11月26日(第2回)

題目 学際的科学の方法:統計学の新潮流
― ビッグデータとスモールデータのアナリティクス ―
講演者 照井伸彦 (経済学研究科教授)

2014年10月2日(第1回)

題目 社会科学の学際的方法論
― コンピューターシュミレーションによる一般的信頼生成プロセスの解明を通じて ―
講演者 佐藤嘉倫 (文学研究科教授)