日時 1999年5月22日(土) 13:00〜16:30
場所 東北大学理学部附属植物園講義室
受付開始 12:30
主催 日本行動計量学会
企画 東北大学教育文化研究会
[報告題目・報告者]
1.挨拶・司会 片瀬 一男(東北学院大学) 13:00〜13:05 2.社会のしくみをどうみているか −親の意識と子の意識− 阿部 晃士(岩手県立大学) 13:05〜13:50 3.高校生の進路志望 −進学の意味は男女で異なるのか− 木村 邦博(東北大学) 13:50〜14:35 4.高校生の職業意識の持続と変容 −社会調査データの2時点間比較から− 轟 亮 (信州大学) 14:35〜15:20 (休憩) 15:20〜15:30 5.討論 15:30〜16:30 指定討論者 古賀 正義(宮城教育大学) 小川 忠美(宮城一女高)
会場(東北大学理学部附属植物園)までの交通
JR仙台駅からバスを利用される方
駅前バスプール内の市営バス
H青葉城址循環、H青葉台行きなどに乗車
扇坂で下車、徒歩10分
照会先
木谷 忍 (東北大学農学研究科資源環境経済学専攻)
TEL 022-717-8669
022-717-8672(fax)
e-mail skitani[atmark]mail.cc.tohoku.ac.jp
激動と混迷の現代社会の中で、高校生はどのように考え、どのように行動しているのだろうか。高校生は自分の将来をどのように展望し、自分と社会との関係をどのように考えているのだろうか。このような問題意識のもとに東北大学教育文化研究会では十数年前から調査研究を進めてきましたが、調査に表れにくいもの、あるいは今後の調査の方向性を探るには、学問的な興味にとどまらず、教育現場の方々や父兄の方々からの忌憚のない批判的検討が大変重要です。本シンポジウムは、学会主催という形をとりますが、会員のみならず広く関心のある方々にご参加いただき、3つの報告に対してご意見をいただきたいと考えています。
学歴や努力の有効性など、社会のしくみについてのイメージが形成される過程を明らかにする。また、親と子の意識を比較しながら、社会のイメージが本人の価値意識に与える影響について検討する。
日本では、性別役割分業を前提として高等教育進学の意味が男女で異なる、というイメージがある。しかし、高校生の視点から見ると、男子でも女子でも高等教育進学を職業的地位達成のための投資としてとらえていることが、高校生調査の計量的分析からわかる。
1981年と1997年に兵庫県の高校生を対象として実施した調査票調査のデータを比較することにより、この15年間に高校生の職業に対する意識がどのように変化したのか、また変化しなかったのかを明らかにする。
※会員、非会員とも参加料は無料、事前の申込や登録は不要です。
※今回のシンポジウムの性格上、非会員の方を大歓迎します。ご遠慮なく積極的にご参加ください。
※東北大学教育文化研究会のホームページのアドレスは次の通りです。関心のある方は是非ご覧下さい。
http://www.behavsci.sal.tohoku.ac.jp/bs_wg_high_j.html