講座紹介

死生学・実践宗教学専攻分野について

2019年4月、東北大学大学院文学研究科に「死生学・実践宗教学」専攻分野が新設されました。この専攻分野は、超高齢多死社会における生と死を取り巻く切実な諸課題に応える道を学問的・実践的に探求する場となります。人間の生と死に関する知恵を蓄積してきた宗教の知見を学問的に探求するとともに、心のケア(傾聴、グリーフケア、スピリチュアルケア)に関わる人材養成に取り組み、多職種の連携・協働による支え合いによって成り立つ社会の実現に貢献することを目指します。
 大学院前期課程(修士課程)に在籍する学生は、死生学、宗教学、心理学等の関連科目を履修し、実践領域としてはスピリチュアルケア、グリーフケア、死生観、スピリチュアリティ等について学びます。実習科目を選択すれば、修了者は、日本スピリチュアルケア学会「臨床スピリチュアルケア師」の受験資格、宗教者の場合は日本臨床宗教師会「認定臨床宗教師」申請資格を得ることができます()。大学院後期課程(博士課程)では、上記内容をより専門的に研究し、博士論文を執筆します。実習科目を選択し、さらなる研鑽を積むことで、スピリチュアルケアやグリーフケアの臨床におけるリーダーを目指すことができます(※※)。
※各資格制度の詳細は認定機関によって変更される可能性があります。
※※資格取得を希望する方は大学院受験の際にあらかじめお問い合わせください。

 なお、臨床宗教師・スピリチュアルケア師を目指す社会人対象の履修証明プログラム「臨床宗教教養講座」「臨床宗教実践講座」実践宗教学寄附講座講座によって運営されてきましたが、2023年度より死生学・実践宗教学専攻分野によって運営されます。

  宗教学研究室


宗教学専攻 死生学・実践宗教学専攻
学部
 大学院
履修証明プログラム
(社会人)

  死生学を学ぶ学部生は宗教学専攻に在籍、大学院生は死生学・実践宗教学専攻分野に在籍しています。社会人の方は大学院に入学するか、あるいは科目等履修生として履修証明プログラムを受講することができます。
 


死生学・実践宗教学専攻分野スタッフ

死生学・実践宗教学専攻分野 の授業を担当する教員の紹介です。

 


 


高橋 原(たかはし・はら)
教授 

死生学・実践宗教学専攻分野
宗教学専攻分野(兼務)
実践宗教学寄附講座(兼務)

 

谷山洋三(たにやま ようぞう)
教授 

宗教学専攻分野
死生学・実践宗教学専攻分野(兼務)
実践宗教学寄附講座(兼務)


 

 

 

 

 
 
 
 

 


お問い合わせ

shisei●g-mail.tohoku-university.jp
(●を@に変えてください)