本郷 正武 (HONGO Masatake)
1973年生まれ。専門は、社会運動論。2004年、博士後期課程修了。博士。
社会運動、フレーミング、NPO研究。
2004年、東北大学大学院文学研究科博士後期修了後、日本学術振興会特別研究員を経て、現在、東北大学大学院文学研究科助教(行動科学研究室)。
- HIV/AIDS: 薬害、NPO、フレーミング
- 社会運動論: フレーミング、シンボリック相互作用論、アイデンティティ
- 社会調査法: 参与観察、多変量解析、事例調査
主要業績
論文
- 2006,「ライフコースの重なりが結ぶセルフヘルプ・グループ像―「障害児を持つ親の会」を事例として」『保健医療社会学論集』17(1):25-37.
- 2003,「フレーミング・アナリシスによる「良心的支持者」概念の再構成―社会的マイノリティをめぐる社会運動の経験的研究に向けて」『社会学研究』74:59-82.
- 2002,「社会運動論における「フレーミング」の理論的位置」『社会学研究』71: 215-230.
- 2001,「市民活動団体と行政との協働関係の構築―仙台市市民活動支援施策の形成過程」『社会学研究』69: 105-130.
単著
- 2007, 『HIV/AIDSをめぐる集合行為の社会学』?ミネルヴァ書房.
共著
- 2004,早坂裕子・広井良典編著『みらいを拓く社会学―看護・福祉を学ぶ人のために』ミネルヴァ書房.(「第9章 ボランティアとNPO―集合行為としてのボランティア」を担当)
その他
- 2004,"Talking HIV/AIDS without Elimination of PWA/H: A Japanese NGO’s attempts," XV International AIDS Conference in Bangkok, 21-23.
- 2006,〈書評〉山田富秋編著『ライフストーリーの社会学』」『社会学研究』80:271-276.
翻訳
- 2006,平山満義監訳『質的研究ハンドブック 1巻 質的研究のパラダイムと眺望』北大路書房(=N.K.Denzin and Y.S.Lincoln eds.Handbook of Qualitative Research,second edition.)(「誰のために―質的研究における表象/代弁と社会的責任」を担当,徳川直人との共訳)
Last Modified: 2007年07月18日 01時04分39秒
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