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東北大学市民オープンキャンパス「紅葉の賀」を開催

東北大学文学研究科と植物園は、11月3日文化の日に東北大学市民オープンキャンパス「紅葉の賀」を開催いたしました。2005年に始まったこの催しは今年で17回目となります。ここ数年は、コロナ禍の影響で縮小開催しておりましたが、本年は4年ぶりの通常開催となりました。当日は晴天に恵まれ、午前の部・午後の部をあわせて260名ほどの方々が参加されました。事前申し込み制としたガイド付き散策では、予定者を超える申し込みがあり、俳句会では88の投句が寄せられました。

午前の部は投句といけばな展示から始まりました。10時からはオープニングセレモニーが始まり、木村敏明文学研究科長・牧雅之植物園長・渡辺誠一郎先生(宮城県現代俳句協会会長)・野家啓一名誉教授より、それぞれご挨拶がありました。

その後、茶道裏千家正教授である小野宗智先生と関係者の皆様による野点やお琴の演奏が行われました。また文学部・文学研究科学生有志による弦楽四重奏が披露されました。

11時からは植物園内ガイド付き散策が行われ、41名の方々がご参加になりました。当研究科の籠橋俊光准教授・引野亨輔准教授がガイドを務められました。

今年から始まったいけばな展示は、草月流本部講師の丹野霞園先生と草月流師範の佐藤霞虹先生によるもので、これらの行事によって、午前中は植物園には200名近い方々が集まりました。

午後の部では本研究科日本語学専攻の小林隆名誉教授による公開講座が開かれました。東北方言を巡る講義に、参加者からの活発な質問が寄せられました。

俳句会授賞式では、渡辺誠一郎先生より講評があり、受賞作についての子細な解説が行われ、先生自筆の句の色紙の豪華賞品とともに賞が授与されました。また研究科長賞として、審査をされた野家啓一名誉教授(本研究科哲学専攻)からお話があり、木村研究科長より賞の授与が行われました。

文学研究科は今後も市民のみなさまとのこのような交流の機会を設け、社会連携に係る活動を推進してまいります。

  • 11月3日の植物園の様子

  • いけばな展示

  • 牧雅之植物園長のご挨拶(オープニングセレモニー)

  • 木村敏明文学研究科長のご挨拶(オープニングセレモニー)

  • 渡辺誠一郎先生のご挨拶(オープニングセレモニー)

  • 野家啓一名誉教授のご挨拶(オープニングセレモニー)

  • 小野宗智先生(オープニングセレモニー)

  • 植物園内を散策する研一

  • 文学部・文学研究科有志による弦楽四重奏

  • 植物園ガイド付散策へ参集する参加者の皆様

  • 小林隆名誉教授と研一

  • 俳句会授賞式後の記念撮影