末良 哲 (SUEYOSHI Tetsu)
専門は、都市社会学、地域社会学、ガバナンス論。東北大学文学部卒。現在、博士後期課程3年。
ボブ・ジェソップの国家論、レギュラシオン理論に基づき、ローカル・ガバナンス論のありようについて論じてきた。現在は、この視角から、地域社会の変動を見極めることを目標に、その理論研究、そして実証研究との接合を図っている。
主要業績
論文
- 2002,「ローカル・ガヴァナンスの問題構制―B.ジェソップの議論を中心に」『地域社会学会年報 14 地域における『公共性』の再編成』85-108, ハーベスト社.
- 2002,「企業家主義的都市の台頭とローカル・ガヴァナンス」『日本都市学会年報』36: 130-5.
- 2001,「地方分権化の戦略と地方自治体のありよう―ガヴァナンス論の展開のために」『日本都市学会年報』35: 148-153.
- 1999,「都心コミュニティの再生と創造」仙台都市総合研究機構『SURF』1: 34-38.(斎藤綾美、武田篤志と共著)
翻訳
- ジョン・アーリ著(吉原直樹・大澤善信監訳)『場所を消費する』法政大学出版局, 2003年.(共訳、第章)
- ジョン・アーリ著(吉原直樹監訳)『社会を越える社会学―移動・環境・シチズンシップ』法政大学出版局, 2006年.(共訳、第8章担当)
Last Modified: 2007年07月18日 01時12分21秒
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