東北大学文学部言語学研究室の沿革

History of the Department of Linguistics, Tohoku University


言語学講座は1965年に発足し、当初は長谷川松治教授が併任された。1969年、修士課程が設置される。1970年には中村完助教授が専任で着任し、一般言語学および朝鮮語学を担当した。また、長谷川教授の転出後は英語学講座の安井稔教授が兼担した。1971年には博士課程が設置され、同時に専攻の研究室が英語学・言語学合同研究室から分離して、独立の言語学研究室を構えるようになった。

1976年、実験講座化される。その間、英文学講座の加藤孝教授、英語学講座の桑原輝男教授が兼担した。1981年、中村助教授が教授に昇任し、初代の専任の教授となった。1987年に千種眞一助教授が着任し、印欧語統語論・言語類型論を担当した。この間、1984年10月に第89回日本言語学会大会を開催した。

1988年、文学部に日本語学科が新設され、言語学講座は文学科から日本語学科へと所属が移った。1990年には言語交流学講座が設置されて言語学研究室は二講座編成となった。1991年に 後藤斉助教授が言語交流学講座の助教授に着任し、ロマンス語学・国際語論を担当している。 1992年には大学院の構成も変わり、言語学専攻分野はそれまでの「英文学英語学言語学専攻」から「日本語学専攻」に所属が移った。これにともない、1992年から研究室のメンバーを中心として東北大学言語学研究会を発足させ、その機関誌として「東北大学言語学論集」を刊行している。

1993年には言語交流学講座の教授として平野日出征教授が着任し、音韻理論・朝鮮語音韻論を担当した。これにより教官の定員が充足した。1995年3月に中村教授は停年により退官して名誉教授となり、退官を記念して 『論文選集 訓民正音の世界』が刊行された。 その後任として、日本語の統語論を中心に研究する黒田成幸教授が着任した。 1995年10月には第111回日本言語学会大会を開催した。

1997年4月からは、文学部の改組にともない、言語学研究室を構成する教官組織は新しい言語学講座となった。1998年3月に黒田教授は停年により退官し、4月に千種助教授が教授に昇任した。1999年9月には、第13回日本音声学会全国大会を開催した。

2000年4月、大学院重点化に伴い、本研究室は大学院文学研究科言語科学専攻言語学講座に基礎をおくことになった。同月、統語論を中心に研究する小泉政利助教授が着任した。同11月、中村名誉教授は韓国東崇学術財団から 第4回東崇学術功労賞を受賞した。 これは長年にわたって韓国の歴史と文化を広く深く視野に収めつつ、中期朝鮮語の音韻論・文字論を実証的に研究してきた業績が高く評価されたものである。


1997年新年会での黒田教授

2001年12月、平野教授は病気のため急逝した。享年五十八。研究をまとめた『韓国語音韻の研究』(青山社, 2001)の出版を目前にしての突然のことであった。

2003年5月、第41回日本ロマンス語学会大会を開催した。

2004年4月、後藤助教授が教授に昇任した。

2005年1月、中村名誉教授は、七十二歳の生涯を終え永眠した。

2009年2月、黒田元教授は、本学退官後も第一線で国際的に研究を続けていたが、多くの人に惜しまれながら永眠した。

2016年3月、千種教授は定年により退職した。同年4月、小泉准教授は教授に昇任した。

2017年4月、木山幸子准教授が着任した。


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2017-04-01T10:11:06+09:00
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