所在地: 980-8576 仙台市青葉区川内27番1号
Googleによる周辺図 (この図の中央付近)
東北大学文学部案内図
(「文学部・法学部合同研究棟(文学部三号館)」の4階)
電話・FAX: 022-795-5983
(2021年2月3日更新)
目次
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![]() 東ヶ崎祐一氏の「ドミソ」の発音 波形(上)とスペクトログラムおよびフォルマント(下) KAY Elemetrics 社製の音声分析装置 CSL による "domiso" pronounced by TOUGASAKI Yuuichi Waveform(above) and spectrogram and formants(below) analyzed with CSL by KAY Elemetrics Corp. |
言語学は、人間のことばそのものを研究して、「ことばとは何か、ことばはどのように働いているのか」という根本的な問いに答えようとする学問です。研究の対象とする言語の選択に制限はなく、日本語はもちろん、英語のようななじみのある言語から名前もほとんど聞いたことのないマイナーな言語まで、話し手の数の多さや政治的・経済的な力の優劣を問わず、すべて扱うことができます。個々の言語の研究をおこなう際には、その言語だけに注目することもできますし、歴史的変化や地域・社会階層・場面による変異、あるいは他の言語との比較を考慮するアプローチもあります。 一方、人間の言語の普遍的な特徴を考察することもあり、最近では、ことばの理解や産出を司る脳の仕組みを解明して、「なぜことばが話せるのか、なぜことばを失うことがあるのか」という問いに答えようとする言語認知脳科学といった先端領域にも意欲的に取り組んでいます。
研究室内に豊富な文献や資料、実験装置があるため、関心に応じて特定のテーマについて学習・研究を深めることが可能です。卒業時には、その成果を卒業論文または卒業研究としてまとめることが求められます。卒業後は成果を生かして、教員として、あるいは官庁・企業等で活躍する者のほか、大学院に進学して研究を続ける者もいます。
ことばへの強い関心と自由な想像力に富んだ皆さんを、言語学研究室は歓迎します。
言語学は、人間の言語を研究対象とする。言語の特性は、日本語や英語などの個々の言語にそれぞれ固有であると考えられる特性と、これら諸言語に共通であると考えられる特性とに区別することができる。このような角度からみれば、言語学の研究自体も二つに分けて考えられる。一つは、個々の言語の研究を課題とする個別言語学であり、もう一つは、言語理論や言語の普遍性、言語類型論などを課題とする一般言語学である。両者は密接に関連し、表裏の関係にある。
言語学本来の研究は、言語の内部構造(音韻・文法・語彙)についての記述・説明にあり、したがって、具体的な言語形態から離れられない。一方、話し手や聞き手、状況との関係におけるその運用も、言語学の大きなテーマとなる。さらに、社会言語学、心理言語学、認知言語学などの存在からわかるように、現在の言語学の間口はきわめて広く、また、認知脳科学などのさまざまの隣接科学と密接に結びついて、学際的・学融的に言語の諸相への認識を拡大・深化しつつある。
こうして、言語学を志す人には、考察対象である言語の扱い方への細やかな神経と広い視野とが要請されるが、それにもまして、言語と言語にかかわることに対して強い関心を持っていることが必要である。なるべく早いうちに講義や自習を通じてさまざまな言語に触れ、広く言語についての知識を持っておくことをすすめる。また、自分の母語に対する反省の眼をもつことも望まれる。このような関心をもつ学生に対しては、本研究室はいつでも開かれている。
専修所属後は、個別言語の知識を深めるとともに、音声言語と文字言語についての観察・記述・分析の方法を身につけ、その結果を卒業論文または卒業研究として目に見える形にすることが求められる。卒業後は、大学院に進学する者、教員・公務員になる者、企業で活躍する者などさまざまである。
言語学研究室への留学を希望する場合は、まず研究生として入学した上で、大学院を受験していただくことになります。本研究室で行っている研究内容や様子について、『2020年度版言語学研究室のご案内』やスタッフ等を通してよく検討の上、以下の要領で出願してください。2次選考で合格した方に対して、研究生として受け入れを認めます。なお、研究生に合格しても、大学院に合格するかどうかはわかりません。
受け入れ条件
*修士号取得のみを希望する方は受け入れていません。
選考過程
【1次選考】書類
*4月入学希望者:前年9月末日〆切、10月入学希望者:3月末日〆切
【2次選考】面接
*4月入学希望者:前年11月、10月入学希望者:5月
書類提出、問い合わせ先:東北大学大学院文学研究科言語学専攻分野 准教授 木山 幸子 E-mail: skiyama[a]tohoku.ac.jp ([a]を @に置き換えてください)