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留学・就職について | 留学体験記就職体験記学生のエッセー進路・進学先


就職体験記

就職活動記 学部四年 市役所職員内定

私は学部4年の9月からフランスのストラスブール大学に留学し、帰国したのは学部5年目(学年は4年生のままです)の7月でした。留学に関していうと、仏文専修には、学部3年次に留学し、学部4年の秋採用で就職活動をして卒業した方や学部4年次に留学し、6年目の春採用で就職活動をして卒業した方、留学後大学院に進学された方など、様々な経歴を辿った先輩方がいて、留学やその後の就職活動について直接話を聞くことができたり、アドバイスをもらえたのでとても心強かったです。

私も帰国当初は大学院進学を考えていましたが、金銭的な問題や心情の変化もあって、帰国時には春採用が終わっていたため、翌年の春つまり学部6年目の春に就職活動をすることに決めました。漠然と書籍やフランスないしはヨーロッパに関係のある仕事がしたいと思い、編集者という仕事に憧れを抱くようになりました。しかし、私は就職活動及び様々な職種の実態や仕事内容について完全に無知だったため、関心のある分野の就活本を読んだり、様々な企業の合同説明会に行くことから始めました。

そうすると、イメージと現実のギャップ気付くことが多くなり、次第に今まで全く興味のなかった職種に関心が湧いてきました。9月には編集の仕事をしている仏文の先輩に連絡をとると、快く返事をくださり会っていただけることになりました。その方は他の編集者仲間の方も誘ってくださり様々な編集の方からお話を聞くことができました。その時、その先輩が私について、見た目が公務員っぽいよね、と冗談でおっしゃたことが気にかかり、公務員は考えていなかったけど、色々調べてみよう、と思ったことが、私が後に公務員という仕事を選択することになったきっかけでした。

就職活動をしていくなかで、本当に自分がやりたいことや逆に絶対にやりたくないこと、譲れないことを考えるようになりました。そして徐々に私は「本の編集という仕事がしたいというよりは何かを企画したいという意思が強いということ」「フランスやヨーロッパに関係する仕事に実はあまり固執していないこと」「福利厚生がしっかりしていて、なるべくなら転勤がないほうがいいと思っていること」に気付きました。

勤務地が限定される地方公務員への関心が高まり、調べていくうちに、私の中でただ書類を処理しているだけのイメージだった公務員はまちおこしやまちづくりのために、様々な企画立案、実行する組織だということがわかり、金銭的な利益を追求せず、公共のサービスを提供するという根本理念も自分の性格にあっているように感じました。そして、10月後半に公務員を目指すことを決意しました。

公務員の就職活動が民間企業の就職活動と大きく異なる点はまるで大学受験のような筆記試験が課されることです。試験内容は多岐にわたっていて教養試験と専門試験(教養試験より深いところまで理解が必要)があり、どちらも課す自治体もあれば、教養のみ課す自治体もあります。スタートが遅れた私は勉強していくうちに専門試験の内容まで押さえるのは時間的に難しいと感じました。私は器用な方ではないので、このままでは教養と専門がどちらも中途半端で二兎追うものは一兎も得ず状態になってしまうと思い、教養試験をしっかり勉強して、教養のみで受験できる自治体に絞ることを決めました。

試験勉強をしている期間は、公務員講座を受講しておらず独学だったので、不安も大きかったのですが、仏文専修内で同じく公務員志望の友人と情報交換しながら頑張りました。3月には震災もあり、勉強どころではない時期もありましたが、6月に以前から好印象を抱いていた市(市役所A日程)を受験し、無事筆記試験に合格、その後3回ほど面接がありました。(7月には市役所B日程の市を受験し、筆記試験には合格しましたが、2次試験の前にA日程の市から最終合格を頂けたので辞退しました。)全ての試験が終わって内定通知をいただけたのは9月の後半でした。

私は様々な職種を調べ検討したのち辿り着いた道なので、全く後悔や心残りはありません。就職活動ははじめから一つのことに固執せず、様々な可能性を探ってみることが大切だと思います。


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