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TOPページ > 留学・就職について / 留学体験記 ストラスブール(学部3年) 私は、2005年9月から2006年6月までフランスのストラスブールという町に交換留学生として留学していました。東北大学にはそのほかにもたくさん交換留学校があり、パリ・グルノーブル・ストラスブールがあります。 ストラスブールはドイツ国境近くの町で地図で見てもらうとわかるんですが、ヨーロッパの中心にあります。ここにはヨーロッパ評議会があり、ヨーロッパの政 治の中心としても有名です。フランスではどの町にも旧市街があり、昔の町並みを見ることができます。とにかくもんのすごくきれいです。いろんな国や町をた だ歩いているだけで十分きてよかったと思ってしまいます。ほかにもたくさんの美術館、建築物があり、いろいろ勉強になることばかりでした。ルーブル美術館 は全部ちゃんと見ようと思って回ったら、ほんとに3日かかりましたよ。 普段の生活ですが、チューターの学生の人たちがいろ いろサポートしてくれるので困るということはありません。交換留学生は寮に入るのですが、そこではフランス人やそのほかの国の留学生とも仲良くなれて楽し く過ごせます。家賃も2万円かからないくらいですし、一階には学食があります。至れり尽くせりです。 イベントもたくさんありますが、日本とぜんぜん違うのはクリスマスです。一ヶ月以上前から町にかざりつけが始まり、町全体で祝います。出店が出たり、パレードがあったりと一度は体験してほしいと思います。 あとは留学中にあったデモの話もしておかなければなりません。毎年なにかしらデモが起こるんですが、私が行った年には移民2・3世の若者の大規模な暴動と 労働新法に関した学生のデモが起こりました。EUの拡大により東欧諸国からの移民の流入が起こり、また経済の閉塞などさまざまな問題をヨーロッパ・EUは 抱えています。暴動の時は、12時以降に外出禁止の非常事態宣言がだされ、デモの時は大学が一ヶ月閉鎖されました。日本では体験できない出来事でしたし、 フランスやそのほかの国の政治や経済に目を向ける機会になりました。 短い間でしたが、たくさんのものをみて、感動し、考えさせられた貴重な時間になりました。いかなきゃ分からないことが想像以上にたくさんあります。チャンスがあって、自分が行きたいと思ったら、それを逃さないでください。ではでは。 |