シンポジウム 山田文法の現代的意義(開催報告)
2008年11月29日(土)、東北大学文科系総合研究棟大会議室におきまして、仁田義雄(大阪大学教授)、斎藤倫明(東北大学教授)、山東功(大阪府立大学准教授)、尾上圭介(東京大学教授)の4名の方々をパネリストに、シンポジウム山田文法の現代的意義が開催されました。当日は晴天にも恵まれ、大勢の皆様に御参加いただきました。
シンポジウムでは、まずパネリストの先生方から、山田文法の特色をさらに探っていくとどのようなことになるのか、山田文法がもっているものは何か、逆に、山田文法がもっていないものは何か、現代の文法論の展開にも寄与する点とは何か、さらには、知られざる山田文法の一側面とは何かといった点から御発表がありました。その後、「統覚作用」という用語の内実、文法論における単位の問題、文法論の立場といった点から議論が深められました。刺激的な発表と活発な討論があり、また、フロアからも鋭い質問が出されました。
会場に足をお運びいただいた皆様、またパネリストをお引き受けくださった先生方に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
なお、当日の予稿集には若干の残部がございますので、御入り用の方は、国語学研究室まで御連絡ください。お送りいたします(無料)。
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